2020-01-01から1年間の記事一覧
一つミスをしたら引きずる方だ。大事なのはその次、なのに。一つ一つ丁寧に作業をするのは長所だとは思うが……。そんな自覚があっただけに、偶然見かけた桑田真澄のインタビュー記事(「逆風を楽しむ野球人生だった。-桑田真澄」文・石田雄太さん、Number PLU…
今回のネタは新聞記事から。おそらく共同通信配信の「記録に挑戦 2020プロ野球」に日本ハムの宮西尚生が取り上げられていた。気になっていた。宮西は12年連続50試合登板中。2020年はプロ野球が開幕ができておらず、できても予定していた試合数の消化は難しい…
web Sportivaの記事、明石商・狭間監督がマイナスから目指した甲子園「初日で辞めようと思った」(文・沢井史さん)を読んだがなかなか面白かった。正直なところ、狭間監督が甲子園で見せた派手なガッツポーズには違和感があったのだが、記事を読んで見方が変…
コロナウイルス感染対策により、これまでの日常とは変わってしまった。その中でも前向きに生きる人はいる。私も見習いたい。先日はこのような記事が目に留まった。時事通信の記事「自主練習で気付くありがたみ 練習環境や家族の支え―プロ野球・ソフトバンク…
2020年5月2日で、野茂英雄がメジャーデビューしてから25年だという。新聞記事で見た。野茂英雄のメジャー初勝利やノーヒットノーランのニュース、苦労の末たどり着いた日米200勝などなど、その都度胸踊らせたなと思う一方、こうも思う。やはり一番似合ってい…
ここのところ黒い霧事件に関わった元プロ野球選手について書いてきた。前回は池永正明が出てくる高山文彦「怪物の終わらない夜」(単行本「運命」に収録)を取り上げた。その中で混乱してしまった。池永に八百長依頼の現金を渡した元西鉄投手の田中勉の処分に…
前回、後藤正治さんの「不屈者」に収録されている「幻の史上最速投手」を取り上げた。黒い霧事件に巻き込まれた東映フライヤーズの元投手、森安敏明の物語だ。今回はそこから派生して、同じく黒い霧事件により大好きな野球を奪われた西鉄ライオンズの元投手…
プロ野球が開幕しないうちから、というか開幕できないからなのだろうが、AERA.dotがさらっと山田哲人の動向どうなる記事を紹介していた。「巨人? ソフトバンク? 山田哲人が移籍したら“最もフィット”するチームは…」という見出しだったので、ソフトバンクフ…
先月、この黒柴スポーツ新聞がご縁となり、2冊の本が売れた。澤宮優さんの「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝 (角川書店単行本)と、沢木耕太郎ノンフィクションI 激しく倒れよ(文藝春秋)。いずれも黒柴スポーツ新聞で取り上げさせていただい…
昨日、沢木耕太郎の「儀式」を取り上げた。儀式の中では次のくだりが心に残った。栄光を手にすることは非常に難しい。しかし、失った栄光を忘れ去ることはもっと難しいものなのだ。そして、さらにいえば、失った栄光を再び手にすることの難しさは、それらの…
沢木耕太郎のノンフィクション「儀式」を読んだ。「激しく倒れよ」に収録されている。主人公は尾崎将司。プロゴルフの世界で活躍した「ジャンボ尾崎」だが、彼は元々プロ野球選手だった。黒柴スポーツ新聞編集局長はゴルフ知識に乏しいのだが、元プロ野球選…
昨日、西本幸雄元監督生誕100年を勝手にお祝いしてブログを書いた。1960年に大毎オリオンズを率いて出た日本シリーズでスクイズを失敗。それがオーナーとの決別につながったことなどを書いた。 tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com このエピソードが出…
4月25日は故・西本幸雄監督生誕100年の節目だった。西本監督を慕う山田久志やオリックス球団の企画で、京セラドームでメモリアルゲームが行われる案があったが新型コロナウイルスの影響で開催できなかった。メモリアルゲームどころかプロ野球自体が行われて…
スポーツ雑誌Numberが創刊40年という。学生時代、たまにしか買えなかったがはずれがない(かなり吟味して買う号を選んだ面もある)、そんな印象だ。先日のサンデースポーツでNumber40年の歩みを振り返っていた。ゲストに私の大好きな後藤正治さんが出ていた。…
前回、関根潤三さんのことを書いたが実はもう一つ書きたいエピソードがあった。いかにも優しそうな関根さんぽい逸話で大好きなので、関根さんを偲ぶこのタイミングで書いておきたい。出典は近藤唯之著「プロ野球新サムライ列伝」(PHP文庫)ナマイキざかりに出…
関根潤三さんが亡くなった。穏やかな語り口調の解説は、決して選手をくささないことを含めて聴き心地がよかった。解説者の鑑だと思う。そんな関根潤三さんがあの落合采配、完全試合の山井大介降板からの岩瀬仁紀登板をリアルタイムで解説していたことを知っ…
朝、目覚ましが鳴った。休みだからアラームを消しておけばよかった。しかし用事はある。すぐ起きて、愛犬と散歩した。早起きというほどでもなかったが、三文の徳はあった。新聞記事で見た、ヤクルト高津臣吾監督の言葉に刺激を受けたのだった。 二軍監督の仕…
どうにもならないことは、あれこれ考えない。そうすべきだよと言われたことがある。頭では分かっているが、心では割りきれない。さて、どうしようか……とずっとモヤモヤしていたが一つ答えをいただいた。それは日経新聞3月26日付のスポーツ面にあった。 篠山…
Sportivaに高橋純平のインタビューが紹介されていた。ホークス髙橋純平「野球を苦しいと感じていた」。その重圧をなくしたコーチの助言、という記事だ。個人的に参考にしたい、真似したい前向きさがあったので、今日はこちらを深掘りしてみたい。 BBM2018 ベ…
けがの具合が気になるが、甲斐野央は大丈夫だろうか。ルーキーイヤーの2019年はいきなり65試合に登板。しかし2020年はキャンプから別調整になってしまった。 BBM 2019 GENESIS 010 甲斐野央 福岡ソフトバンクホークス (レギュラーカード) ベースボールカード…
NHKが開幕前恒例のプロ野球監督談義をやっていた。先にセ・リーグ。前年優勝でトークも滑らかな原辰徳監督がいきなり、指名打者制について切り込んだ。皆さんはどうお考えかと。 トライエックス 報知新聞社 卓上 ジャイアンツ 2020年 カレンダー CL-575 卓上…
ロッテが3月10日、元阪神の鳥谷敬獲得を発表した。コロナウイルスの混乱のさなか、 さすがにタイガースファンも鳥谷敬の動向からは関心が薄らいでしまっていたのではないか。結果的にはプロ野球の開幕延期が決まったとはいえ、開幕を控えたこのタイミングま…
3月8日に名古屋ウィメンズマラソンが開催され、一山麻緒が優勝。有力候補だった松田瑞生のタイムを上回り東京五輪代表の座を射止めた。ゴール後から一山の記事はアップされたが松田瑞生の記事は一つ二つしか見つからず。仕方がないとはいえ、何だかなあと思…
プロ野球のレジェンド野村克也が亡くなった。まだまだメディアが一報しか書いていない。2月11日、亡くなったことが分かったという書き方からはまだ取材が不足している印象も受ける。今後詳しく報じられるだろうがわが黒柴スポーツ新聞ではそれとは一線を画し…
日刊スポーツ記事で、2020年に達成可能なソフトバンク選手の記録一覧を見た。その中で注目したいのは今宮健太の通算300犠打。残りあと1である。300犠打は過去6人。プロ野球通のあなたは全員言えるだろうか? BBM2016/FUSION■レギュラーカード/記録の殿堂■043…
「監督から『4回を投げてくれ』と言われれば投げるし、『9回で』と言われれば投げる」西日本スポーツ記事、ソフトバンク・サファテ「野球がしたい」キャンプ初日から参加、を読んでグッと来た。あの絶対的守護神のサファテが、4回でも投げたいと言っている。…
ある偶然をきっかけに幸運を手に入れる能力や才能。セレンディピティーという言葉を、日経新聞1月16日付で見つけた。旭化成名誉フェローの吉野彰さんのノーベル賞受賞記念座談会を、ジャーナリストの池上彰さん、島津製作所シニアフェローの田中耕一さんとの…
2020年に野球殿堂入りする方々が発表された。元慶大監督の故前田祐吉氏、元早大監督の故石井連蔵氏、そしてホームランアーティストの田淵幸一氏(以下敬称略)だ。慶応、早稲田、そして法政。六大学野球ファンにとっては伝統と実力を誇りたくなる表彰となった…
【ソフトバンク】甲斐、9日からヤクルト嶋と合同自主トレ「1日中ずっといる」、というスポーツ報知記事を読んだ。他チームのキャッチャーと一緒のトレーニング。ひと昔前なら考えられないことではないか。まあ、嶋も楽天からヤクルト、つまりパ・リーグか…
「創価大9位初シード 嶋津、ヴェイパー無双阻止!ミズノ社製シューズで区間新」というデイリースポーツ記事の見出しについ指が伸びた。箱根駅伝を席巻したヴェイパーフライに注目が集まる中で、それではない靴で結果を出した創価大学の嶋津雄大、何てカッコ…