2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
4番はかくあるべきだ。5月30日のゲームでソフトバンクのデスパイネが勝ち越し2ラン&決勝タイムリー。頼れる主砲のバットが火を吹き、追いすがるオリックスを振り切った。 BBM2018 GENESIS REG-009 A.デスパイネ (レギュラーカード/福岡ソフトバンクホーク…
まだまだ序盤とはいえ、ソフトバンクが3連敗で首位陥落。打線が上向かない、追加点が奪えない流れにあったが5月29日はオリックスに快勝。1日で趣意に返り咲いた。立役者の一人が今季売り出し中の釜元豪だ。 釜元 豪選手のテーマ アーティスト: 一穂& むら…
懐かしいユニホームが入り乱れた2019年の関西クラシック、オリックス対ソフトバンク。5月28日は山田久志が、29日は長池徳士が始球式を務め、そのまま中継の解説を務めた。オールドファンにはたまらないエピソードも交え、蘊蓄のある語りであった。 BBM ベー…
ある見出しに目が止まった。 「球史に残るエラーをした名一塁手が死去」 それはスポーツ報知の記事だった。メジャーリーグの知識はさほどないのだが、ああ、あのエラーのね、と思い出した。選手の名前はビル・バックナー。レッドソックス時代、ワールドシリ…
オールスターのファン投票中間発表が行われ、ソフトバンクでは先発で千賀滉大、遊撃手で今宮健太が1位だった。いずれも1万を超える得票で、成績や知名度、人気からしても順当と言える。このまま1位で選出されてほしい。 BBM2019 ベースボールカード ファ…
中日の堂上直倫が好調だ。打ち合いになったヤクルト戦で自身初の2打席連続ホームランをマーク。もちろん1試合2発も初めてだから大当たりだ。ドラゴンズファンでもないのに、京田より根尾より堂上派の私としては非常にうれしい。 MIZUNO(ミズノ) レプリカ …
先日、日経新聞に掲載された権藤博コラムで、上原は2軍では燃えられなかった説が唱えられていたが、それは本当だった。5月26日のシューイチで放送された上原浩治インタビューで上原本人が「気持ちが入らなかった」と述べていた。 覚悟の決め方 (PHP新書) 作…
守護神のミスを打線が白星に変えた。ソフトバンクが9回に森唯斗の被弾で追い付かれるも、10回にデスパイネのこの日2本目となるホームランで勝ち越し、続く松田宣浩のダメ押し弾で勝負あり。対ロッテ3連戦の初戦をものにした。 【金箔サイン 035/100】2019…
上原浩治がなぜ大リーグで抑えられたのか。5月23日付の日経新聞の権藤博コラムを読んで少し分かった。上原は「顔」で抑えていたという。鬼気迫る形相でスプリットを投げるものだから、ストレートと思っていた打者のバットに当たらない。なるほどな、と思った…
やってもやらなくてもいいことをあえてやるなら、成功させないとダメージが大きい。そう再認識するシーンがあった。ソフトバンク釜元豪が1点リードの場面で果敢に次の塁を狙ったのだが、アウトになった。チャンスがしぼみ、フラフラしていた西武先発の高橋…
防御率0.00、被本塁打ゼロの松田遼馬がついに捕まった。地元沖縄で凱旋弾を予告していた山川穂高にダメ押しの3ランを喫した。 松田遼馬選手のテーマ アーティスト: 一穂& Yoko*& むらかみけいじゅ 出版社/メーカー: UNIVERSAL MUSIC LLC 発売日: 2019/03/27…
反骨心、雑草魂。引退を表明した上原浩治が大切にしてきたものだ。今季1軍未昇格という事実を受け止めての決断は切れ味が鋭く、見事な引き際であった。元エースらしい姿だった。 不変 作者: 上原浩治 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/01/31 メディア:…
熊本でのソフトバンク戦で、日本ハムの西川遥輝が観客から傘を借りた。降雨中断中のひとこまで、ほっこりした人も多かったことだろう。翌日、鹿児島でのソフトバンク戦で、今度は日本ハムの近藤健介が外野のファンとキャッチボールした。これまた降雨中断中…
西日本スポーツの記事「ソフトB千賀、 集中 切らさず… 感じた精神的成長 / 西村龍次氏の 目」を読んで、本当にそうだなと思った。千賀は5月18日の日本ハム戦で、雨による1時間の中断をものともしなかった。中断明けに三者連続三振。負けていたソフトバン…
直木賞作家の阿部牧郎氏が2019年5月11日に亡くなった。野球好きの私は訃報記事を見た時、阿部牧郎という名前から「以前この人が書いた野球の本があったな」とは思ったものの、恥ずかしながら直木賞作家とは知らなかった。それでも阿部牧郎氏は大の野球ファン…
ソフトバンクが5月16日、連敗を3で止めた。世間的には高橋礼のリーグ最多タイ5勝目や、西武にセーブ失敗をやり返した森唯斗に耳目が集まりそうだが、私は内川聖一に目が行った。さすがに西スポはちゃんと記事にしていたが。内川聖一は8回に試合を決定…
フェイスガードのメリットは何だろうか。防具だから、最大のメリットは顔面への死球を防ぐことにある。その次は踏み込んで打てること。確かに死球の恐怖が減れば、思い切って踏み込むことができよう。ここまでは想像の範囲だが、スポニチ記事「着用選手急増…
ブルペンデーなんて言葉、初めて聞いた。ソフトバンクは5月14日の西武戦先発に2年目の椎野を抜擢。しかし同時に「この日はブルペンデー」との報道があった。つまり、椎野は行けるとこまで行くプランで、ほぼブルペンがフル稼働状態の継投必至ということだろ…
平成至上最高の試合はやはり10.8だと思う。鷲田康著「10.8 巨人VS中日 史上最高の決戦」を読んでからは特にそうだ。ではその試合の中ではどこが見どころだったかと言えば、個人的には桑田真澄のピッチングを挙げたい。 10・8 巨人vs.中日 史上最高の決戦 (文…
2018年シーズン、ソフトバンクの投手陣は規定投球回数到達者ゼロだった。2019年もリリーフ陣は連日の出番をこなしている。このままでは登板過多にならないか、心配になってきた。そしてきょう5月12日は継投が裏目に出てロッテに逆転負けしたからなおのこと、…
とにかく結果を出すことが最優先の時って、ある。楽天に連日のサヨナラ負け、次のロッテ戦で大敗して3連敗となったソフトバンクにとっては今がそう。エース千賀滉大を立てて必勝を期したいところだったが初回から連打を浴び、満塁から併殺打の間に失点した…
「求められる人でいたい」 高橋由伸が巨人の先輩の松井秀喜とニューヨークで対談した。その中のこのフレーズがいいなと思った。巨人の監督についてのくだりでの発言。松井秀喜はやるのか、高橋由伸の再登板はあるのか、ということは巨人ファンならずとも関心…
うまくいかなかったことを振り返るのはしんどいことだ。しかし整理しておかないと、ただの失敗に終わってしまう。大事なのは糧にできるかどうか……ということで5月9日、連日のサヨナラ負けを喫したソフトバンクの敗因を探ってみる(順不同)。 【敗因の可能性1…
平成最後に買ったノンフィクション、鷲田康著「10.8 巨人VS中日 史上最高の決戦」を堪能した。史上最高の試合は野球ファンそれぞれにあろうが、この10.8は確かに特筆すべき試合であることは間違いない。個人的には平成最高のゲームだと思っている。 10・8 巨…
世界の王貞治がなぜあれほどホームランを打てたのか。前々から理由が知りたかったのだが最近購入した山際淳司の「ウィニング・ボールを君に」に収録されている「王貞治、55ホーマーの目撃者たち」を読んで、王貞治の打撃の秘訣を知ることができた。そしてか…
仕事を誰に頼もうか。そう考えた時、すぐに浮かぶ顔がある。それは信頼の証しだ。「左(投手)の時先発してもらって、しっかり活躍してくれる、打ってくれる。頼もしい限り」とは工藤公康監督による川島慶三の評価。きょう5月6日のオリックス戦に1番セカン…
今宮健太が好調だ。5月5日のオリックス戦でも先制タイムリー。3番打者としての風格さえ感じられるようになった。離脱者続出のソフトバンクではあるが、若手の台頭と共に、得点源となったニュー今宮健太の誕生も2019年シーズンの大きな収穫だ。 BBM2017 福岡…
「そこは打ってもヒットにならない」 初球から内角の厳しい球に手を出してファウルになった牧原大成に、解説の松中信彦が注文を付けた。前々から思っていたことをズバっと平成の三冠王が指摘してくれた。 2019 BBMベースボールカード 043 牧原大成 福岡ソフ…
5月3日、ソフトバンクが楽天との壮絶な打ち合いを制した。12-11というスコアもなかなか。だが故障者続出という状況もあるが全員野球で勝ったのがソフトバンクファンにはたまらない。その中でも二人の脇役のことを書きたい。 まずは松田遼馬。勝ちパターンで…
5月2日、DAZNのソフトバンク戦中継で解説の若菜嘉晴がルーキー甲斐野央をこう評していた。 「体も心のスタミナも強い」 ハートが強い、という表現は聞いたことがあるが、心のスタミナというフレーズが面白いなと思った。 BBM2019 ベースボールカード ファー…