黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

野球選手が野球賭博をしたらもはや野球人とは見なせない

即断即決即実行。思い立ったが吉日と黒柴スポーツ新聞を元日に創刊して4カ月が経った。じわじわじわっとアクセスが積み重なっていくうれしさの一方で複雑な思いがある。 比較的視聴率なり需要があるのが不祥事系のネタだからだ。本紙編集局長が好んで書いて…

同期、友人っていいなと思わされる小池正晃引退試合における後藤武敏との熱い抱擁

遠方から親友が会いに来てくれており、きょうも一緒に過ごせた。せっかくなのである魚を食べに3時間かけて産地に行くことにした。何というぜいたく。スペシャルな企画はスペシャルな存在のためにある。 スペシャルな企画はまだ続きがあり、若干無謀とも思わ…

川上哲治も野村克也も読んだ菜根譚をかみしめながら読みたい

自分で言うのもなんだがやる時はやるタイプ。そろそろアベレージヒッターになりたいのではあるが。きょうは大親友が遠方から訪ねてくる日で一日楽しんだが、当初は友人の訪問に合わせて連休を取るつもりはなかった。厳密に言えば取れそうになかった。春から…

巨人ファンが見てもほれぼれ。輝流ラインが美しい阪神復刻ユニフォームは一見の価値あり

4月26日に阪神巨人戦を地上波で見た。なかなか球場に行けない身分にとっては至福の時だ。普段はもっぱらラジオなのだが映像には映像の良さがある。 そして気付いた。阪神の黄色いユニフォームがかっこいい…。巨人ファンをもってしても美しい。特にあのギザ…

親友・久保寺雄二の弔辞を涙ながらに読んだ大石大二郎

ものすごい親密だったわけではないが、印象がよかった人を突然なくした。具合が悪いとも知らなかったのでいまだに実感はわかない。遺影を見てやはりご本人なのだなと思ったがいま「やっぱり間違いでした」と言われても納得してしまうだろう。きょうは大切な…

元南海・ブレイザーなら日本の長時間労働至上主義をどう評価するか

4月22日の巨人ーDeNA戦をラジオで聴いた。解説は野村克也。だいぶお年を召されたなと思ってしまうような口調だったが相変わらずお説教モード全開の解説だった。お元気そうで何よりである。 やり玉に挙がっていたのが長野久義。ノムさんは以前から「何を考え…

輝けるかどうかは自分次第ということを証明した元ロッテ監督・山本功児氏

元ロッテ監督の山本功児氏(以下敬称略)が4月23日亡くなった。現役時代の活躍はリアルタイムで記憶にないがお手本となる一つの生き方に思えてならない。三田学園、法大から本田技研鈴鹿を経て巨人に入団。1975年のドラフト5位だった。同期に篠塚和典、中…

絶好調の後に遠回りしたからこそかみしめたい永川勝浩500試合登板

ブログの毎日更新なり定時更新がいかに難しいかを実感している。今が踏ん張り時。ブログを書くためにも時間を有効に使いたい。1日24時間という絶対量は変わらないのだから。 タイムリーに書けなかったが20日に永川勝浩が500試合登板を達成した。史上95人目…

三菱自の燃費不正に顧客として巻き込まれて言いたいことと学んだこと

不祥事というのは人知れず進行し、いきなり表面化するものだ。受ける側としたら落とし穴に落ちるようなもの。ずばり三菱自動車の燃費不正にやられました。 車を選ぶ時、重視するのは人それぞれ。デザイン、ブランド、走行性、値段、セールスマンの人柄。どれ…

柳田悠岐連続四球18試合にてストップ!であらためて感じた王さんのブランド力

ソフトバンクが20日も勝って8連勝。日本球界復帰の和田毅がロッテを完封した。若手捕手・斐紹とのコンビだっただけに価値がある。 www.nikkansports.com 柳田悠岐の連続四球は18試合でストップ。王貞治とのタイ記録だ。いかに相手ピッチャーに警戒されてい…

1994年開幕戦の逆転サヨナラ満塁ホームランばりに頑張ってほしい熊本出身・伊東勤監督

ソフトバンクが7連勝。波に乗ってきた。熊本地震で苦しんでいる時期だけに九州のファンを勇気づけていることだろう。19日は首位ロッテとの対決だったが試合前に両軍協力しての募金活動が行われていた。伊東勤監督は泣いていた。 www.nikkansports.com 伊東…

みんながエースでなくてもいい~意外性の男・山倉和博に学ぶ生き方

先日紹介した川上哲治だけでも「打撃の神様」「テキサスの哲」「弾丸ライナー」「哲のカーテン」などと代名詞なり面白い表現がある。こうした言葉は80年を超えるプロ野球の歴史を彩ってきた。 遺言 (文春文庫) 作者: 川上哲治 出版社/メーカー: 文藝春秋 発…

熊本を中心とする被災地を応援するかのごとく九州男児が大活躍中

今、熊本を中心に九州は地震被害に苦しんでいる。そうあってほしいと祈る気持ちがあったのだがこれほど深刻になるとは思ってもみなかった。まさか前震、本震という現象が起きるとは。揺れは大きかったが何の確証もなく死者は出ないとさえ思っていた。カーラ…

好き嫌いはあるかもしれないが野球ファンにはコストパフォーマンスが高い近藤唯之氏の野球本

今夜も熊本の動向を気にしながらの執筆です。今更ながら建物の耐震化は重要と感じています。 先日、久々に古本屋に行った。所用は不要になった物の売却。家人のものがほとんどだ。通勤の途中に古本屋があるため帰宅途中に寄ってきた。 野球の本は買っても買…

私ホームランを打てないんじゃなくて、打たないんですと言ったかどうだか八重樫幸雄苦節20年の100号

不注意で毎日更新がストップしながらもほぼ毎日ペースと開き直ってブログ生活も4カ月目。表示上はブログ日数が100と相成りました。ちなみに元日スタートなので元日から数えればきょうが106日目です。 複数回投稿したこともあるので記事の本数で言えば107本…

4月14日21時26分ごろ、熊本で震度7の地震がありました

4月14日、21時26分ごろ、熊本県で震度7の地震がありました。ずっとNHKを見ていますが余震も続いています。九州一円、震度4という表示が出ていました。夜間なので被害の把握はこれからと思われますが、建物倒壊の一報も入っています。きょうはこちらに集中…

もはや音楽を聴いているのか野球を見ているのか分からないほど甲子園の応援は素晴らしい件

創刊時からのお客様からリクエストがあった。先日プロ野球中継のテーマ音楽についてつづったところ「面白かった。今度は高校野球の応援曲を取り上げてほしい」と感想を寄せてくださったのだ。ありがたい。実際に甲子園で高校野球を見たのはたった2回だし、…

コリジョンルールは本塁上の芸術的攻防をなくしてしまう悪法

コリジョン、コリジョン、とうるさいと思いませんか? たった今知りましたが衝突とか対立という意味だそうじゃないですか。衝突しないためのルールなんでしょう? どうせならコリジョン防止ルールと言ってほしい。そして何でもかんでも英語を使わないでほし…

野球中継のもうひとつの密かな楽しみ~あなたの好きなテーマ曲は?

少年時代と違い、なかなか7時からテレビを見る生活ができていない。サラリーマンの宿命である。とはいえ、帰宅できたところで少年時代のようにナイター中継が地上波でバカスカやっているわけではないのだが。 衛星放送を見られるようにすると欲望が際限ない…

打たれたのは真っ向勝負した証~被本塁打最多記録・鈴木啓示の草魂

一発を食らうのは速球派投手の宿命という定説がある。2016年もソフトバンクの千賀滉大が4月6日のロッテ戦で好投しながらも2発に泣いた。先日の投手本塁打記事で調べ物をしていた時、被本塁打にも目が行った。参考HPはNPB、参考図書は例のごとく宇佐美徹也…

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長電撃辞意表明からの後継捕手育成論

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEOが退任すると4月7日に明らかになった。流通業に詳しくない黒柴スポーツ新聞編集局長でも名前を知っている。読者の皆さんも恐らくセブンイレブンやらイトーヨーカ堂に行ったことがない人はいないだろう。…

一生懸命なマエケンのホームランに敬意を表しつつ投手本塁打論~一番打ったピッチャーは誰だ?

マエケンのメジャー初ホームラン記事を新聞で見ていたらさらっと「日本人初ホームランを打った野茂英雄」というくだりがあった。えっ、そうだったの? 1998年4月28日だったらしい。というわけできょうは投手本塁打の話。 www.sanspo.com 完全保存版野茂英雄…

野球選手による野球賭博もバドミントン選手の違法カジノも本質的には同じと思う話

4月7日は大きなニュースが続いた。バドミントンのリオ五輪メダル候補と言ってよい日本のエース・桃田賢斗と田児賢一の違法カジノ関与が明らかになった。野球がメインの黒柴スポーツ新聞的にはマエケンのドジャース初勝利&初ホームランを書くべきかもしれ…

海老沢泰久氏の「球界裏の演出者たち」を読み返して懲りずにプロ野球ニュース復活待望論

久しぶりにミスタードーナツの商品を食べた。変わらない味だった。1カ月ちょっと前、被災地に行った時の移動中、時間がないので運転中にとった昼食がセブンイレブンのドーナツだった。コンビニコーヒーが社会的地位を確立し、次はコーヒーのお伴になるドー…

クローズアップ現代+出演の伊集院静の発言を聞き野球賭博をもう一度問題視したくなった

5日夜、NHKのクローズアップ現代+を見た。新番組の体裁よりも、野球賭博というテーマに興味をそそられたからだ。結論から言えば新たな事実として驚くようなものは見られなかった。ドラフト1位だった松本竜也の謝罪は本人的にはけじめがつけられてよかった…

またも1回戦負けで五輪を逃した浅見八瑠奈だが挑戦が水泡に帰したとは言ってほしくない件

黒柴スポーツ新聞が注目されるきっかけになった、リオ五輪マラソン女子日本代表選考記事。これにからめる形で柔道・浅見八瑠奈についても言及していた。そして福士加代子と共にリオに行けるように願っていた。しかし、代表選考を兼ねた4月3日の全日本選抜…

スポーツLIFE HERO'Sがこの調子では不安なだけにプロ野球ニュース復活待望論

2日深夜、フジテレビの週末スポーツニュース番組「スポーツLIFE HERO'S」を見た。期待はずれも甚だしい。初回ゲストが明石家さんま。スポーツは詳しいのかもしれないが別にさんまのトークなどスポーツニュースにはなくていい。彼はバラエティの人間なのだ。…

片岡治大の2008年日本シリーズ第7戦で見せた神走塁ばりの活躍をまた見たい

由伸巨人が好調だ。7戦6勝。さすがスターである。開幕前はいろいろあっただけに選手には全力プレーでファンに応えてほしい。それがこの結果なら本当にうれしい。 黒柴スポーツ新聞編集局長が押す選手は明暗が分かれている。先日記事を書いた亀井義行と岡田…

智弁学園優勝で思い出した張本勲の親友・山本集

業務の処理能力が追い付いておらず、センバツが楽しめなかった。気付いたら決勝が終わっているという体たらくである。そんな時に限って好勝負が繰り広げられるものだ。決勝は延長11回、智弁学園が高松商業を2-1のサヨナラで振り切った。 当然ネット上はこ…


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