2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
負けている時に投げるピッチャーでも流れを持ってこれる。それが実感できる試合だった。6月30日の日本ハム対ソフトバンク。終盤逃げ切ったソフトバンクは4連勝。先行されながらも引っくり返せた裏には、ダメ押し点を与えなかったリリーフ陣の粘りがあった。 …
「(柳田)三塁塁審が(インプレーであるという意味の)セーフとしていたので、自分で(本塁打と)判断せずに、やれることはやっておいてよかった」 6月29日配信の日刊スポーツ「ソフトバンク 上林V弾 骨折影響で手に違和感も工夫」の中で、冒頭の村松コー…
「ソフトバンクに“キューバ危機”」 なんじゃろな、この見出しはと思い、ついついクリックしてしまった。6月28日の東スポ記事だ。キューバ危機って? ソフトバンクが誇る優秀な助っ人たちに何かあったのか?と思ったら何とモイネロが離脱する可能性があるとい…
交流戦8度目の優勝を果たしたソフトバンク。再開する2019年シーズン戦でも首位にいる。日本シリーズ3連覇を目論むソフトバンクはなぜ強いのか。育成システム云々の話はよく耳にするが、なるほどなという記事を見つけた。6月24日のスポーツ報知の【ソフトバン…
2019年の交流戦MVPは松田宣浩に決まった。NPBウェブサイトには選考理由が以下のように紹介されている。 「全18試合に三塁手として先発出場。18試合中15試合で安打を放ち(先制打1本、同点打2本、勝越し打1本、逆転打1本を含む)、本塁打も全体2位タイの7本と…
巨人との交流戦首位攻防3連戦での活躍で一躍MVP候補に名乗りをあげたソフトバンク福田秀平。かねてから俊足は定評があったが2019年シーズンは打撃が好調。交流戦だけで満塁ホームランを含む6本の本塁打を放つなど強烈なインパクトを残した。 BBM2016 福岡ソ…
「僕みたいな打者は首脳陣も期待してない。でも爪痕を残したら次につながる」 いい言葉だ。発言の主イコール僕とは曽根海成。広島の内野手だ。 広島カープ 刺繍ワッペン 曽根海成 サイン ユニホーム 応援(黒) 出版社/メーカー: オリジナル メディア: その…
13時から試合開始。DAZNに接続したら、ん? 福田秀平がダイヤモンドを回っている? 何とエース菅野智之から先頭打者ホームランを放っていた。勝てば交流戦優勝を決める大一番で福田がソフトバンク打線に点火。満塁と攻め立て坂本勇人のエラーを誘う松田宣浩…
「おなかがすいた」 こんなことをサヨナラの好機に言うコーチ、初めて見た。発言者はDeNAの田代富雄コーチ。ネクストバッターズサークルに向かう大和に言ったそうだ。「この回で決めてくれよ」と。 最後のクジラ――大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生 作者: …
意表を突く甲斐拓也のセーフティースクイズ。ソフトバンクがドはまりした、満塁からの無安打という呪縛から29打席ぶりに解放された。 2019 BBMベースボールカード 039 甲斐拓也 福岡ソフトバンクホークス (レギュラーカード) 1stバージョン 出版社/メーカー:…
朦朧とした意識の中で、朗らかな声に気が付いた。誰かがヒーローインタビューを受けている。radikoでKBCホークスナイターを聴いていたのだが、山から吹き下ろす風が心地よく、うとうとしてしまったようだ。インタビューへの歓声が大きい。ああ、ヤクルトが勝…
人生に無意味なことはない。そう言うのは簡単だ。決して無駄なことはない。そう言い切れるのは勝者のみである。苦しいことに意味を見いだせることができる人は強い人だ、と私は思う。では上沢直之はどうだろうか。今季日本ハムの開幕投手を務め、ここまで5勝…
DeNA戦、おいしいサヨナラのチャンスで見逃し三振。ソフトバンクファンをがっかりさせた松田宣浩が6月18日のヤクルト戦で汚名返上の2打席連続ホームランを放った。先制弾に勝ち越し弾。試合展開からしても価値あるホームランだった。 松田宣浩メッセージBOOK…
5点リードを9回裏にひっくり返されたのは、セ・リーグでは20年ぶりだという。中日が6月16日、ロッテに大逆転負けを喫した。ちなみに20年前も中日が横浜にやられた。ドラゴンズファンはたまらない。だが次の日が大事だと、OBの鈴木孝政が解説で話していた。き…
ノーアウト満塁で松田宣浩。サヨナラはもらったも同然。と思いきやまさかの見逃し三振。どうした熱男と言いたくもなる。確かに山崎康晃のインコース低めの球は絶品だった。打ってももしかしたら詰まらされてダブルプレーだったかもしれない。三振だったから…
内川聖一の勝ち越しホームランから優勢に試合を進めたソフトバンクがDeNAを下した。前日、エース千賀で負けただけに「ムードを変えられた」と工藤公康監督も褒めた価値ある一発だった。 2018 BBM ベースボールカード FUSION GR02 内川聖一 福岡ソフトバンク…
150キロを超すストレート。そしてお化けフォーク。千賀滉大はもはや完成されたピッチャーだと思っていた。が、6月14日のDeNA戦でソトに打たれた満塁ホームランを見て、彼自身思っただろう。まだまだだ、と。チームにとっても大きな被弾であったが、千賀にと…
6月13日の阪神戦。先発高橋遥人の厳しい内角球を巧みにさばき、グラシアルがソフトバンクを勝利に導いた。先発大竹耕太郎の2安打ピッチングも素晴らしいのだが、今回は工藤公康監督が「技あり」と評したグラシアルの3点ホームランにフォーカスする。 ベース…
「棋士は自分が持っているものをどれだけ伸ばせるかだと思う」 羽生善治がそう言っていた。 その前に見た、吉田輝星のデビュー登板を思い出した。吉田は初先発初勝利を飾ったが、持ち味の直球は十分アピールできたのではなかっただろうか。 EPOCエポック 201…
今宮健太の起死回生のタイムリーに心を躍らせた一方で、がっかりしたシーンがあった。真砂の打席だ。延長12回、ドリスの牽制悪送球やらワイルドピッチで無死3塁。サヨナラの準備は整った。 SoftBank HAWKS(ソフトバンクホークス) 2017応援タオル(64真砂) 出…
ウチゲという言葉を初めて見た。内川聖一のゲッツーの略。Twitterにはその単語がいくつもあった。確かに薄々感じていた。2019年シーズン、チャンスで内川聖一がダブルプレーに倒れるシーンが目につかないか、と。あの勝負強さはどこへいったのか、と思ってし…
大腸がんから復帰の原口文仁がサヨナラヒット、という見出しをスマホで見つけて、ああ、よかったなと思った。私は阪神ファンではないけれど、ひたむきに頑張る人が大好き。サヨナラ勝ちはただでさえ興奮する状況だが、その主役は病からの復帰だから、甲子園…
量より質。これを意識しないと生産性は上がらない。もう一つ、質にこだわれば体にも優しい、という実例を知った。今やソフトバンク投手陣で千賀滉大との二枚看板を形成する高橋礼が、肩の負担を考え、キャッチボールやブルペンでの球数を極力減らそうとして…
大島洋平の幻のランニングホームランの翌日。さぞ中日スポーツはお怒りでは?と、ソフトバンクファンの私は気になって、スマートニュースを漁ってみた。すると渋谷真氏の署名記事「【龍の背に乗って】 一塁空いた 次打者は九鬼 なぜグラシアルと勝負したのか…
やるか、やらないか。チームにおいて意思統一は重要だ。与田剛監督は敬遠を指示したのか。ロドリゲスは勝負に行ったのか。大島洋平の幻のランニングホームランが取り沙汰されているが、6月6日のソフトバンク対中日戦は、1球で局面ががらりと変わる野球の醍…
やられたらやり返す。勝負の世界では大事なことだ。やられたのと同じシチュエーションでやり返せたら、なお気持ちがいい。ソフトバンクのグラシアルはそれをした。6月5日の中日戦。大野雄大から前の打席で三振を喫したスライダーを、次はスタンドに叩き込ん…
川瀬晃は焦ったことだろう。自分のエラーをきっかけに、どんどんランナーが貯まっていく。そして完封ペースだったバンデンハークが堂上直倫に満塁ホームランを浴びた。それでもソフトバンクはなお1点リードしていたし、その後デスパイネがダメ押しタイムリ…
打撃を球場に合わせるな、と門田博光が言っていた。Sportivaの記事「門田博光が本塁打増に持論。『打撃を球場サイズに合わせたらあかん』」の見出しを見ただけではピンとこなかったが、読んで納得。さすが門田博光とうならされた。谷上史朗氏の文章。サラリ…
普段静かな男が怒ると怖い。実は私もそうかもしれない。ま、滅多に感情を露にはしないのだが。6月2日のソフトバンク戦で、楽天先発の美馬学が無死満塁で降板。自分への苛立ちからダグアウトの椅子にグラブを叩きつけた。 カルビー2017 プロ野球チップス 開幕…
エド・シーランの「Shape of you」が流れてきて、あ、そうだと気付いた。今日は中村晃の復帰戦だったのだ、と。自律神経失調症。そして脇腹痛。共にじっくり向き合わねばならない「痛み」と想像する。おかえり、中村晃。スタンドには涙ぐむファンの姿があっ…