黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

キプサング優勝!東京マラソンで出た2時間3分台がもたらしたものとは

東京マラソンで2時間3分台が出た。国内マラソンで初。キプサング(ケニア)が2時間3分58秒で優勝した。高速設定のペースメーカーや平坦なコースなど世界記録更新へ好条件が揃ったが本人いわく風の影響もあったようで新記録はならなかった。 www.sanspo.c…

元阪急スペンサーは「投げずに敬遠」を半世紀前に成立させようとしていた

敬遠の意思を示せば投げずに成立する。そんなルールが2017年シーズンから米大リーグで導入される。 www.yomiuri.co.jp 敬遠も野球の一部なんだからそれでいいのかなとか、ドラマが失われるというのが大方の野球ファンの受け止めではなかろうか。 number.buns…

人間万事塞翁が馬の意味とは?~侍ジャパン権藤博コーチがWBC辞退の大谷翔平に掛けた言葉

誰だって失敗しようとして失敗するわけじゃない。不可抗力という言葉もある。だがついつい責任を追及しがち。その相手に対しての期待感があればなおさらだ。大谷翔平がWBC参加を見送ったところ、侍ジャパンの権藤博コーチに「人間万事塞翁が馬だ」と言われて…

虎は死して皮をとどめ伊藤智仁は被弾して名を残す~1993年松井秀喜を差し置いて新人王に輝いた男

閃光という意味では確かにこの人、伊藤智仁。代名詞である高速スライダーは今映像を見てもえげつない。きょう、久々に伊藤智仁の記事を見つけた。 www.news-postseven.com 伊藤智仁については黒柴スポーツ新聞でも記事を書いたことがある。 tf-zan96baian-m-…

巨人の橙魂2017でオレンジのつばキャップ登場~巨人の野球帽は赤いつばの時代もあった!

2017年、巨人が「橙魂2017」と銘打ったファンサービスを行う(5月3、10、27日、6月2、17日、7月10、29日)。選手がオレンジ色ユニホームを着るだけでなく、つばと頭頂部がオレンジ色のキャップもかぶる。 2016橙魂オレンGユニフォーム 巨人ジャイアンツ…

プラネットアース映像でヘビの群れに追われるイグアナと自分を思わず重ねた話

プラネットアースをNHKで見た。イグアナがヘビの群れを間一髪かいくぐるやつ。ネットで「プラネットアース イグアナ」で検索すると2016年11月の記事で話題になっていた。そう、それ(興味があればぜひ見てください)。 プラネットアース DVD-BOX 1 episode 1…

2017年限りのイ・スンヨプ有終の美を飾れるか~李大浩との韓国球界そろい踏みにも注目

イ・スンヨプ。懐かしい名前をネットで見つけた。フルカウントの記事で、韓国紙・東亜日報がイ・スンヨプの2017年今季限りでの引退を報じたという。 full-count.jp 失礼ながら、まだ現役だったんだというのが正直なところだ。イ・スンヨプは1976年生まれ、今…

37年ぶり南海ホークス縦じまユニフォーム復刻~いま似合うソフトバンク選手は誰?4月28日からの関西クラシック3連戦は必見

縦じまと言えば阪神タイガースのイメージ。だが南海ホークスも1980年に採用していた。それが2017年4月28日からのソフトバンク対オリックス戦3連戦(京セラドーム大阪)で復活するという。日刊スポーツ記事の併用写真が縦じまの香川伸行だったので目が釘付…

デキる人に共通する再現力の高さ~高梨沙羅W杯ジャンプ最多タイ53勝の節目に

高梨沙羅がW杯で53回目の優勝を果たした。男女を通じて歴代最多タイ、とはいうが果たして本人がどれほどの意義付けをしているのか。どうもマスコミがワアワア言い過ぎな気がしてならない。性差をとやかく言うわけではないがやはり体力もレベルも違う訳だし、…

101ホールドの久保裕也と101暴投の新垣渚、「楽天合格・引退」の明暗はなぜ分かれたのか

巨人、DeNAでプレーした久保裕也が楽天のテストに合格した。現役続行を目指したもう一人の有名なプレーヤー、新垣渚は声が掛からずに引退。くしくも共に2002年ドラフト自由枠でのプロ入りだった。両者の違いは何なのだろうか考えてみた。 www.nikkansports.c…

中尾孝義とその周辺の懐かしい選手たち~中尾孝義氏、専大北上高監督に就任

中尾孝義。懐かしい名前に反応してしまった。専大北上高校の監督に就任するという。 専大北上に何か関係あるのかと思ったら中尾孝義は専修大学OBだった。ウィキペディアで見ただけだが山沖之彦ともバッテリーを組んだという。 BBM2011 東都大学野球連盟80周…

練習でできないことは本番でもできない~今永昇太は三浦大輔最終登板のブルペンを見て開眼

サンデースポーツに筒香嘉智と今永昇太が出ていた。三浦大輔を交えてのインタビューだ。筒香嘉智はまだ25歳。伸び盛りであり、けがとかFA流出でもない限り当分DeNAは4番に誰を据えようか悩まずに済む。組織の柱が安定しているのは素晴らしい。筒香嘉智には…

もしも箱根駅伝が「全国開放」になったら~青山学院大・原晋監督の持論に絡めて

箱根駅伝の「全国化」は不可欠。またまた原晋監督(青山学院大)の持論にうならされた。箱根には箱根の伝統がある、と最初は違和感を覚えたのだが。 www.sankei.com 箱根駅伝は関東学生陸上競技連盟(関東学連)の主催。だから関東の大学オンリーでやる。ほ…

可動域は意識しないと広がらない~志国高知 幕末維新博の「そっくり」ポスターを見て自戒する

可動域を広げる。イチローのトレーニング風景を見たことがあるだろうか。あのイメージ。関節の可動域を広げる、もしくは維持している。可動域はパフォーマンスの可能性、とも言い換えられそうだ。 可動域。気になっていた言葉であり、今も意識している。その…

羽田空港でもパラリンピックに触れられる~未来をつなぐレガシー展3月5日まで無休

熱狂的なメダリストパレードからはや何カ月。 パラスポーツにどっぷりはまっている人を除いて、 一般の人の関心度は元に戻りつつある。 黒柴スポーツ新聞はリオデジャネイロパラリンピック中と直後は連日、 ウィルチェアーラグビーを中心に記事を配信した。 …

分け入っても分け入っても野球古書の山~神田神保町のBIBLIOさん訪問記

野球古書、というジャンルがあるのかどうか。 神田神保町のBIBLIOさん(http://www.biblio.co.jp/)に行った時の話をしよう。 知る人ぞ知るお店である。 サッカーやボクシングなども扱っているが今回は野球の話。特定の本を探しに行ったわけではなく、行くこと…

出会いを大切に芽吹かせよう~母校と熊本と福徳神社と金融街とニッポン手仕事図鑑

今の自分は、過去にお世話になった方たちのおかげで形成されている。 そんな思いを強めた。上京してきた。 学生時代を過ごした東京に。小一時間、隙間時間が生まれた。 母校まで足を伸ばす。 就職活動でお世話になった方に時間を取っていただいた。 後輩で、…


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