黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ホークスの功労者・馬原に贈りたい仰天4・10熊本引退プラン

オリックスに所属していた馬原孝浩が引退した。 ソフトバンク時代は抑えとして大活躍。 通算182セーブのうち180セーブを残した。 確認できておらず恐縮だが、球団最多のはずである。 あえてぶり返す話 もう済んだ話かもしれないが、引退を機にぶり返したい。…

センバツ逃した浜田高ナインに目指してほしい、大先輩・梨田10・19の一振り

センバツの出場校が1月29日、決まった。 読者の皆様の地元はどんな結果だっただろうか。 黒柴スポーツ新聞の地元にも吉報が届いた。 購読している新聞には、球児たちの弾ける笑顔が掲載されていた。 選手、そして関係者の皆さん、おめでとうございます。 出…

甘利経済再生担当大臣が使った矜持という言葉で思い出した杉内と涌井の涙

金銭問題が取りざたされていた甘利明・経済再生担当大臣が1月28日、辞任した。 ・秘書の監督責任 ・閣僚としての責務 ・政治家としての矜持 これらを鑑みたという。 矜持という言葉、久しぶりに耳にした。平たく言えばプライド、か。疑いをかけられるのは耐…

野々村元県議にも見せたい森本稀哲の号泣引退セレモニー

引退試合をチェックするのが好きだ。 これはプロ野球の醍醐味の一つと言っていい。 2015年は山本昌を始め、和田一浩、小笠原道大、選手という意味では谷繁元信、高橋由伸らビッグネームの引退が相次いだ。 くどいようだが、黒柴スポーツ新聞は独自の目線が命…

韓国野球映画スーパースターカムサヨンを観て元気になりましょう

プロ野球は間もなくキャンプの季節を迎える。 しかし、すでに韓国のプロ野球チーム、ハンファイーグルスは高知県でキャンプを行っている。 監督は野球の神様略して「野神」こと金星根(キムソングン)氏である。 金星根監督は偉大 金監督は京都出身だが、まだ…

電力の小売り自由化とカープの深い関係

本紙は新聞を名乗っているので、なるべく時事ネタに持ちネタを絡めたい。 そこが腕の見せ所でもあり、苦労する点でもある。 しかし、タイムリーなネタはやはり強い。 琴奨菊ネタは、本紙としては上々のアクセスをいただきました。 お越しいただき、いつも感…

琴奨菊の「日本生まれ力士の10年ぶり優勝」は外国勢の頑張りの裏返し

琴奨菊(柳川市、明徳義塾中・高の出身)が初優勝した。 柳川の皆さん、明徳関係者の皆さん、おめでとうございます。 優勝を決めた瞬間、おじいさんの写真を持ったお父さんの感極まった表情は、感動しました。 幻の角界入り 本紙編集局長は少年時代、講演か…

君は第4代トリプルスリー達成者・簑田浩二の魂の走塁を見たか

「トリプルスリー」が2015年の流行語だった。 何のことはない。 本紙編集局長の少年時代は「3割30本30盗塁」と言っていた。 簡単に言ってしまっているが80年以上のプロ野球の歴史上、8人しか達成者がいなかった。 それが2015年には柳田悠岐と山田哲人、2…

世間を騒がせた話題での決まり手にツーレツ!に物申す

初場所13日目、ついに琴奨菊に土が付いた。 相手は少年時代からのライバル・豊ノ島というのもドラマチック。 白鵬がV9時代の巨人ばりにしぶとく立ちはだかるに違いないが、週末は大相撲を楽しみたい。 初めて聞いた後ろもたれ しかし、独自目線を大切にする…

レジェンド葛西紀明に吹いた本当の神風とは

新聞にジャンプ・葛西紀明のW杯欠場記事を見つけた。 ネット、いや、もうスマホ全盛期にまさかと思われるだろうが、ブログを書く上で新聞はよいネタ元になっている。 とはいえ、読んでいて涙が出そうな記事だった。 葛西の欠場の裏には、妹さんの他界があっ…

タオと言えば世代的に土屋太鳳ではなく田尾安志

琴奨菊が白鵬を破り、11連勝。 単独トップに立った。 時間いっぱいの時、琴奨菊は上体を目いっぱい反らす。 「ルーティン」というやつである。 個人的には不器用この上ない高見盛の「オイっ、オイっ」と腕を上下に振る動きが好きだった。 イチローも意識した…

安打製造機・榎本喜八の殿堂入りを祝して

榎本喜八が殿堂入りした。史上最年少、31歳7カ月での2000安打。通算2314安打。2度の首位打者。残した足跡から言えば遅すぎるくらいだ。だが稀代の好打者にまとわりついたものが、ようやく取り除かれた。このことをまずは喜びたい。名プレーヤーを掘り起こし…

落合、エース斎藤雅樹から奇跡の逆転弾を伝えた吉村功アナの名実況

ソフトバンクの工藤公康監督。 元巨人のエース斎藤雅樹。 安打製造機の榎本喜八。 六大学48勝の山中正竹。 元明大マネージャー、衆議院議員を務めた松本滝蔵ら5氏が野球殿堂入りした。 松本氏は存じ上げないが、ほか4人はそれぞれ記事が一本ずつ書けそうだ…

神戸に勇気を与えた1995年オリックス優勝

17日はいつもより早く目が覚めた。 まだ5時。 しかし、起きていれば気持ちだけでも「参加」できると思い、寝床を出た。 阪神淡路大震災の追悼。 温かい部屋で本当に恐縮だったが、少し手を合わさせてもらった。 遠いところのことなのか どこか遠い場所での…

1988年涙の胴上げ投手・郭源治

台湾で総統選挙があった。 日本とは国交がないが、野球ではつながりがある。 過去、名選手が何人も来てくれた。 今回はその中から、一番好きな郭源治の話をしたい。 「郭はもう泣いています」 1988年のセ・リーグペナントレースは中日が制した。 その瞬間、…

猛牛の食欲が生んだ逸品カツカレー

CoCo壱番屋からの「廃棄カツ」が処理業者を通じて横流しされた。 消費者を裏切る残念な行為だ。 このチェーン店の物に限らず、カツカレーは好物だ。 何せカツもカレーも好きなのだから。 生みの親は千葉茂 カツカレーの生みの親は千葉茂。 どこかで聞いた話…

青山学院大学・原晋監督の本の編集者は勝負強かった

平日の夕方は仕事中のため、普段は大相撲中継が見られない。 が、移動の車中で見る(聞く)ことができた。 そこに今、関心を寄せている指導者がゲスト出演していた。 今年の箱根駅伝を制した青山学院大学の原晋(はら・すすむ)監督である。 実は先日、本屋…

吉村禎章とぶつかってしまった栄村忠広の猛スピードは全力プレーの結果

※写真は2004年版ベースボールマガジンの野球カードを使わせていただきました。 センバツの行進曲が西野カナの「もしも運命の人がいるのなら」に決まったと、運転中にNHKラジオのニュースで聴いた。 もしも運命の人がいるのなら(初回生産限定盤)(DVD付) アー…

森友哉は金髪をやめ才能を磨け

※写真は1976年版?カルビーのカードを使わせていただきました。 成人式というのはどうしてこうも荒れるのか。 もっとも、何かあった所がニュースになるだけで、それら以外はつつがなく祝賀式典が終わったのであろう。 成人の日を前に見たある記事では、西武…

小林対オマリーの14球を演出した中嶋聡引退

※写真は1993年版ベースボールマガジンの野球カードを使わせていただきました。 うっかりしていた。日本ハムの中嶋聡捕手が引退していたのだった。記事を見たような気もするが、その程度であって、しっかりとチェックしていなかった。これで阪急にいた選手が…

独立リーグで打席に入る時の音楽は要らない

※写真はスポーツ観戦をいかに楽しむか真剣に考える本紙社長。 10日は昼過ぎからスポーツ中継が目白押しだった。 高校女子サッカー決勝、春高バレー決勝、大学ラグビー決勝、全日本バスケ女子決勝。 テレビを2画面にしても、追いつかない。 とりあえずラグビ…

日米のボールの違いは常識ではなく非常識

※写真はマツダスタジアムで購入したお弁当かカツサンドのおまけを使わせていただきました。 前田健太がドジャースと契約を結んだ。 過去、野茂や石井、黒田も結果を残した球団でもある。 前田もぜひ続いてほしい。 「球が重いんでね」 年末年始に見たテレビ…

谷佳知、友に捧げたホームラン

※写真は2004年版ベースボールマガジンの野球カードを使わせていただきました。 本日付は何で行こうか少し迷った。 世間的にはマエケン。 しかし、黒柴スポーツ新聞は独自目線で勝負する。 今回は2015年シーズンをもって引退した選手の中から、谷佳知をピック…

新井貴浩2000安打まであと29本からの広島論

※写真は2001年版ベースボールマガジンの野球カードを使わせていただきました。 新聞に新井貴浩の記事が載っていた。 2000安打まであと29本だという。 正直なところ、もうそんなに、と思ってしまった。 2000安打は一流打者の勲章。 どのチームのバッターでも…

横浜の低迷は谷繁の移籍から始まった

先日見た高橋由伸の引退セレモニー。 同じように2015年シーズンをもって引退する選手が、背広姿で胴上げされていた。 そこにいた井端、金城は、前の所属球団でも引退試合を組んでもらえそうな功労者だろう。 今回の話題はこの金城に着想を得た。 金城、小池…

時代はパリーグだ

プロ野球はシーズンオフであるが、オフにもテレビに出る選手は人気者だ。 一昔前までは巨人やヤクルトなどセ・リーグばかりではなかっただろうか。 しかし、今やパ・リーグの選手が中心といっても過言ではない。 例えば、SMAP中居クンが回すスポーツバラエテ…

黒柴スポーツ新聞の黒柴とは?

読者の皆様へ 創刊以来、数日が経ちました。 一日一記事をモットーにやってきましたが、本紙を読んでいただく皆様の存在が、書く力の源です。 スポーツ通の皆様の知的欲求を、少しでも満たせば幸いです。 今後ともご支援よろしくお願い申し上げます。 名前の…

箱根駅伝不要論不要論

青山学院の強さが際立った箱根駅伝。 今年も日テレの芸術的とも言える中継を堪能した。 今昔物語という、箱根駅伝にまつわるエピソードの紹介コーナーがある。 今年は拓大OBの80代男性の話が心に残った。 選手としては箱根を走れなかったが、ずっと母校を応…

浦和・槙野の男気

元日の天皇杯決勝。 軍配はガンバに上がったが、心に残ったのはレッズ・槙野の気迫だった。前半、しかも開始早々に自軍のGKと交錯した。 リプレーを見ると、滑り込んだ槙野の右手がGKのスパイクの刃へ一直線。 文字にしているだけでも痛い! 左手で右手を抑…

美しき由伸監督

延び延びで見ていなかった、高橋由伸引退セレモニーの録画を見た。18年の現役生活を振り返る映像を見て、思う。 由伸は美しかった。 バッティングフォームしかり。 打球が描く放物線しかり。 ついでに言えば、黒いストッキングを見せるユニフォーム姿も。 シ…


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