黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

決まった日程に合わせる~ヤクルト高津監督の言葉より

朝、目覚ましが鳴った。休みだからアラームを消しておけばよかった。しかし用事はある。すぐ起きて、愛犬と散歩した。早起きというほどでもなかったが、三文の徳はあった。新聞記事で見た、ヤクルト高津臣吾監督の言葉に刺激を受けたのだった。

「(新型コロナウイルス感染拡大で)なかなか先が見えないが、野球選手として決まった日程に合わせることも大きな仕事の一つ」
なるほどな。そしてこうも思った。野球選手も一般社会人も、決まった日程に合わせることは本当に大事だよな、と。

それは自分のためでもあるが、大概は周りのためだ。提出物の場合は自分が提出を遅らせたら取りまとめが遅れる。発注や締め切りが遅れたら納期が遅れる。当たり前のことだが、当たり前のように遅らせてしまう人がいる。一人一人が気を付ければかなりの無駄は減る。その恩恵が得られたら、その時間は何か楽しいことをして過ごしたい。

プロ野球選手、例えば先発ピッチャーならばローテーションを組むから次回登板が分かる。それに合わせて体をケアし、気持ちを高め(あるいは鎮め)、登板に備える。「仕事」がうまくいってもいかなくても、その繰り返し。ピーキングという言葉もある。調整もプロ野球選手の大事な仕事なのだ。一般人の仕事はそこまで世の中に影響やインパクトを与えるものではないが、決まった日程にピタリと着地するクセは付けたい。そのためにも自分が思う最高のタイミングで力強く踏み切りたい。そうありたいと思う。


福岡ソフトバンクホークスランキング