黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

南海

38人の同僚捕手を蹴落とした野村克也〜甲斐と渡辺陸の起用方法に注目

ソフトバンクで久しぶりに捕手の生存競争を垣間見た。絶対的な甲斐拓也への挑戦権を得たのは育成出身の渡辺陸。28日の広島戦で初スタメンにも関わらず、第1、第2打席でホームランを連発。第3打席もタイムリーで計5打点の大暴れだった。肝心の守りも大関…

「大活躍翌年に不調」甲斐野はどうなる?~目指せ佐藤道郎の68登板

けがの具合が気になるが、甲斐野央は大丈夫だろうか。ルーキーイヤーの2019年はいきなり65試合に登板。しかし2020年はキャンプから別調整になってしまった。 BBM 2019 GENESIS 010 甲斐野央 福岡ソフトバンクホークス (レギュラーカード) ベースボールカード…

打撃を球場サイズに合わせるな~不惑のホームラン王、門田博光が語る打撃の極意とは

打撃を球場に合わせるな、と門田博光が言っていた。Sportivaの記事「門田博光が本塁打増に持論。『打撃を球場サイズに合わせたらあかん』」の見出しを見ただけではピンとこなかったが、読んで納得。さすが門田博光とうならされた。谷上史朗氏の文章。サラリ…

自分のツボを作る~阪急ブレーブス4番長池徳士が説く打撃の神髄

懐かしいユニホームが入り乱れた2019年の関西クラシック、オリックス対ソフトバンク。5月28日は山田久志が、29日は長池徳士が始球式を務め、そのまま中継の解説を務めた。オールドファンにはたまらないエピソードも交え、蘊蓄のある語りであった。 BBM ベー…

メモすることは真剣に生きること~メモで成功した高井保弘と長池徳士と野村克也

ライブ動画配信サービスSHOWROOMを手掛ける前田裕二さんの「メモの魔力」が売れているという。累計17万部だと、購読している新聞の読書面で見た。この新聞の読書面は、日曜日のちょっとした楽しみであり、自分をアップデートするツールにしている。メモの魔…

日本シリーズ2日連続完封、元南海のスタンカ死去

元南海ホークスのスタンカさんが10月15日亡くなった。昭和30年代~40年に活躍した助っ人ゆえに「誰それ?」的な方も多いかもしれない。筆者とて現役時代を知らないがスタンカはいろんな書物に名前が出てくる。記憶にも記録にも残るプレーヤーだったというこ…

南海ホークスのユニフォームが似合う川崎宗則~いまホークスに復帰したことに価値がある

ついに4月28日、ソフトバンク対オリックスの関西クラシック(KANSAI CLASSIC 2017)で南海ホークス縦じまユニフォームが37年ぶりに復活復刻した。 www.hochi.co.jp ただし、ユニフォームうんぬんの前に川崎宗則がホークス復帰とあって、その話題で持ち…

エラーしようという人もいないし三振しようという人もいない~1973年阪神・池田祥浩など球界3大落球事件を振り返る

鳥谷敬が5月17日の中日戦・9回に落球。敗戦の要因を作ってしまった。いまどきすぐネットに動画が上がる。黒柴スポーツ新聞編集局長は最初に新聞記事で知り、この記事を書くにあたって動画を見た。 www.nikkansports.com 鳥谷をかばうようだが、ほかの記事…

親友・久保寺雄二の弔辞を涙ながらに読んだ大石大二郎

ものすごい親密だったわけではないが、印象がよかった人を突然なくした。具合が悪いとも知らなかったのでいまだに実感はわかない。遺影を見てやはりご本人なのだなと思ったがいま「やっぱり間違いでした」と言われても納得してしまうだろう。きょうは大切な…

元南海・ブレイザーなら日本の長時間労働至上主義をどう評価するか

4月22日の巨人ーDeNA戦をラジオで聴いた。解説は野村克也。だいぶお年を召されたなと思ってしまうような口調だったが相変わらずお説教モード全開の解説だった。お元気そうで何よりである。 やり玉に挙がっていたのが長野久義。ノムさんは以前から「何を考え…

日本シリーズで同点打を放ち1塁に立つまで8回ガッツポーズした大道典嘉

近年、とっておきの代打が減っていないか。ようやく阪神の関本賢太郎が思い浮かんだが、2015年シーズンで引退している。代打とは原則一打席勝負。スタメンのようにだいたい4回打席が回ってくるわけではないのだ。 しかも起用されるのは相手にダメージを与え…


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