西武
またしても雨の日だった。公文克彦が日本ハムから西武にトレードされることが8月12日に発表された。2009年、夏の甲子園で当時高知高校のピッチャーだった公文は如水館相手に史上初の2日連続降雨コールドゲーム。もしかしたら負け、という状況を2日連続でし…
2020年に野球殿堂入りする方々が発表された。元慶大監督の故前田祐吉氏、元早大監督の故石井連蔵氏、そしてホームランアーティストの田淵幸一氏(以下敬称略)だ。慶応、早稲田、そして法政。六大学野球ファンにとっては伝統と実力を誇りたくなる表彰となった…
練習でも何でも、何回やろうと目標を作るタイプだ。しかし回数じゃないんだ、とバッサリやられた。東尾修著「ケンカ投法」(ベースボール・マガジン新書)に書いてあった。何球投げるかということが大事ではない。肝心なのは中身だ、という。 ケンカ投法 (ベー…
ワンポイントリリーフ。打者1人~数人を討ち取るために投入される、ぜいたくな切り札である。投手の分業が確立された現代野球で、欠かせないポジションになっているが、アメリカではアクシデントがない限り、登板した投手は打者3人を相手にせよという改革案…
年が明け、プロ野球選手の自主トレが始まった。10日の新聞で、西武の源田壮亮の練習内容に目が止まった。テニスボールを使っていたからだ。「余計な力を抜いた捕球を体にしみこませた」と書いてあった。源田壮亮(埼玉西武ライオンズ) 2019年 カレンダー 壁掛…
ラジオで山川穂高の2019年シーズンの目標を聞いた。ホームラン50本、そしてホームラン王を「必ず」取るのだという。「必ず」に心が反応した。自分に足りないのはこの辺りだ。山川穂高(埼玉西武ライオンズ) 2019年 カレンダー 壁掛け B2 CL-536出版社/メーカ…
昼休み、ウッと声が出た野球ファンは多かったに違いない。巨人で通算133勝の左腕・内海哲也が、FA移籍してきた炭谷銀仁朗の人的補償で西武入りすると報じられたからだ。BBM2017/1st■レギュラーカード■196/内海 哲也/巨人≪ベースボールカード≫出版社/メーカー…
フジテレビの「S-PARK」プロ野球100人分の1位、守備No.1に西武ライオンズの源田壮亮が選ばれた。後出しじゃんけんで恐縮だが黒柴スポーツ新聞は予想的中。この賞は4年連続で菊池涼介が選ばれていたのだが、今回は2位に。玄人好みの源田に軍配が上がっ…
ソフトバンクが西武を下し、2年連続の日本シリーズ進出を決めた。シーズン中、一度も首位を明け渡さず力を誇示した西武になぜソフトバンクが勝てたのか。 ありきたりだが「層の厚さ」という結論に達した。福岡ソフトバンクホークス 2018年 鷹の祭典ユニフォ…
「平成の歌姫」安室奈美恵が引退した。それとプロ野球に何か関係あるのかと思われただろうが、二つ見つけた。 【Amazon.co.jp限定】namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~ (東京ドーム最終公演+25周年沖縄ライブ+5月東京ドーム公演)(DVD5枚組)(初回生産限定…
今回は熊本日日新聞(熊日)の「野球×新聞×インターネット」という楽しい取り組みを紹介する。新聞とインターネットは対立関係にあるかのごとき描かれ方もされるが、決してそんなことはない。むしろ組み合わせ方次第では物事を深く、立体的に伝えられる。それ…
ただ片平晋作を「読む」ためだけに買った。山際淳司の「ルーキー」。ルーキーとは清原和博のことだ。清原和博が日の出の勢いならば、当時すでにベテランの片平晋作は夕陽と言って差し支えない。この対比は素人でも思い付くのだが、さすがに山際淳司。片平晋…
2000安打射程圏内の選手が騒がしくなってきた。5月19日のニュースウォッチ9のスポーツコーナーで、気になっていた情報をゲットした。 「同一シーズンで最も多く2000安打達成者が出たのは何人で、いつ?」 答えは1983年の4人。 ・藤田平 ・…
5月15日はJリーグが発足した日だそうだ。Jリーグ誕生がプロ野球に与えた影響はいろいろあるが、野球人気は衰えてきており、プロ野球関係者には危機感があった。長嶋茂雄が浪人生活にピリオドを打ち球界に復帰したのもJリーグの存在があったからこそと…
今、最も美しい野球選手だと思う。楽天に移籍した岸孝之が5月7日、古巣・西武との試合に臨んだ。激しいブーイングがあったと聞く。だがそれを払しょくする熱投を見せた。 ミズノ(MIZUNO) 楽天 ユニフォームシャツ (H) 52MW08801 XOサイズ 出版社/メー…
5月8日は母の日だった。黒柴スポーツ新聞読者の皆さんは何かされただろうか? 何気なくニュース(スポーツLIFE HERO’Sだったかな?)を見ていたら秋山翔吾が粋なことをやっていた。母の日ということで、ひとり親家庭の方を球場に招待したのだ。以前からや…
ソフトバンクが7連勝。波に乗ってきた。熊本地震で苦しんでいる時期だけに九州のファンを勇気づけていることだろう。19日は首位ロッテとの対決だったが試合前に両軍協力しての募金活動が行われていた。伊東勤監督は泣いていた。 www.nikkansports.com 伊東…
由伸巨人が好調だ。7戦6勝。さすがスターである。開幕前はいろいろあっただけに選手には全力プレーでファンに応えてほしい。それがこの結果なら本当にうれしい。 黒柴スポーツ新聞編集局長が押す選手は明暗が分かれている。先日記事を書いた亀井義行と岡田…
プロフェッショナルとは? 「プロフェッショナル 仕事の流儀」でもおなじみの質問だ。このことを考える時、あの鮮やかなシーンが頭をよぎる。 1992年日本シリーズ第6戦。9回表、神宮球場のマウンド上には伊東昭光がいた。スコアは7-6とヤクルトがリ…