黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ソフトバンクと西武、CSの勝敗を分けたものとは~選択肢を持つ組織は強い

ソフトバンクが西武を下し、2年連続の日本シリーズ進出を決めた。シーズン中、一度も首位を明け渡さず力を誇示した西武になぜソフトバンクが勝てたのか。 ありきたりだが「層の厚さ」という結論に達した。福岡ソフトバンクホークス 2018年 鷹の祭典ユニフォ…

日本シリーズ2日連続完封、元南海のスタンカ死去

元南海ホークスのスタンカさんが10月15日亡くなった。昭和30年代~40年に活躍した助っ人ゆえに「誰それ?」的な方も多いかもしれない。筆者とて現役時代を知らないがスタンカはいろんな書物に名前が出てくる。記憶にも記録にも残るプレーヤーだったというこ…

上林誠知、悔し涙から1年後あわやCS初のサイクルヒット

上林誠知がCS史上初のサイクルヒットを逃したものの3安打6打点と大当たり。これでホークスは西武との対戦成績を2勝2敗とした。 思えば1年前。ホークスがCSファイナルステージ突破を決める中で上林誠知は涙を流していた。まさかの選手登録抹消。感じた自分へ…

活躍する場は自分でつくる~川島慶三の活躍でソフトバンクCS制覇へ

1番秋山翔吾が象徴するような不動の西武打線に対し、さまざまな組み合わせができるのがソフトバンク打線の強みだ。これが大一番のクライマックスシリーズファイナルステージ初戦で威力を発揮。16安打の猛攻で西武のアドバンテージ1勝を帳消しにし、1勝1敗と…

金田留広、1974最多勝&MVPの復活劇~128勝の男逝く

金田留広さんが10月2日に亡くなった。世間的には400勝投手・金田正一の末弟なのだろうが通算128勝を考えると兄の名を語らずとも十分記憶に留められるべき投手である。今回は久々のマニアック路線。金田留広トリビアを集めてみた。 2015 OBクラブ MVP列伝 金…

忘れられない岡田幸文の日本シリーズV打~2010日本一紙面を振り返る

ロッテの岡田幸文が引退した。俊足を生かした異常に広い守備範囲から、エリア66という言葉さえ生まれた守備の人。しかしあえて打者・岡田幸文を振り返りたい。そう、あの2010年、中日との日本シリーズ第7戦での殊勲打を。メディア: この商品を含むブログを見…

何度でも、何度でも。今聞きたい本多雄一応援歌~引退試合でCS突破モードへ

鷹のスピードスター、本多雄一が13年の選手生活にピリオドを打った。文字通り颯爽と。悲しかったけれど、ホークスファンの心は台風が過ぎ去った翌日のように、からっとしているに違いない。SoftBank HAWKS(ソフトバンクホークス) Majestic製背番号Tシャツ(本…

可能性を信じて重ねた素振り~高知商業・山中大河選手ついに打席へ

文句なく新聞1面級の素敵な話だと思う。高知商業の山中大河主将が最後の公式戦に出場した(ネタ元はデイリースポーツ記事)。これの何に話題性があるのか。高知商業高校 ユニフォーム出版社/メーカー: AKSメディア: この商品を含むブログを見る一つは山中選手…


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