黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

見出しに笑いと感動を~社会人野球・四銀、JR四国の「銀行員から駅員」継投に学ぶ

【社会人野球】銀行員から駅員への“継投”で四国勢43年ぶり8強! 四国銀行が初の都市対抗「2勝」Full-Countの記事の見出しだ。銀行員から駅員。なんのこっちゃと思うかもしれないが、それこそが編集者あるいは記者の術に思えた。社会人野球の都市対抗野球で、…

ヘッドスライディングは惜別の言葉だったのか~ソフトバンク長谷川が移籍検討

スマートニュースのプッシュ通知、だったと思う。ソフトバンク長谷川の文字が見えた。移籍検討(日刊スポーツ)。「えっ!!」思わず声が出た。FA権の行使を考えているようだ。確かにソフトバンクは若手の台頭が著しい。とはいえ、長谷川勇也自身はまだまだや…

頼れるのは己れの力~平石コーチ、松本裕樹、岩嵜翔。それぞれのリベンジマッチ

よかったな、と思う。ソフトバンクが4年連続で日本シリーズを制したから? それはもちろんだが、私は3人の男のことを考えていた。平石洋介コーチ、松本裕樹、そして岩嵜翔。巨人との日本シリーズ第4戦は、彼らにとってのリベンジマッチとなったのだった。…

勝つための最善手~感情むき出しで悔しがった長谷川とムーアを交代させた工藤監督

いいもの見たな、と思った。日本シリーズ第3戦、2点リードのソフトバンクはさらに6回も満塁とチャンスを広げ、代打長谷川勇也が登場。鋭い当たりを飛ばしたが、セカンド吉川がダイビングキャッチ。素早く一塁に投げて、ヘッドスライディングの長谷川は惜…

いま何をすべきか理解する~川島慶三の四球を起点にソフトバンク打線が爆発

日本シリーズ期間中、試合がなかった11月23日は第1戦、第2戦を報じるスポーツニュースを見て試合結果を咀嚼していた。そこで気付いた。第2戦、川島慶三は意図した走塁をしていたんだな、と。 iPhoneX ケース [デザイン:99.kawashima-A(TVQ)/マグネットハ…

日本シリーズで周東に走りまくってもらいたい理由

プロ野球選手はチーム内だけでなく、チーム外からも影響を受けるのだな、と改めて思った。日刊ゲンダイDIGITALに「ソフトはヤクルト山田残留に歯噛み…周東に“追い風”の理由」という記事が紹介された。二塁を守る周東にとっては、山田哲人のような強力なライ…

チャンスを与えられなかった内川聖一~ヤクルト入りなら相乗効果がありそう

内川聖一のヤクルト入りが濃厚な雰囲気だ。密かに応援しているアラフォーとしては内川の就職先が決まったことにひと安心。何より、必要と思われて移籍することが素晴らしい。稀代の名バッターが1年間の2軍暮らし。そのまま引退だなんて寂しすぎる。そう思…


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