黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

前もって負荷をかけてみる~ソフトバンク4番中村晃が好調な要因とは

ソフトバンクが好調だ。柳田悠岐の打率は3割8分台に突入したが、もう一人、勝負強さを発揮している人がいる。中村晃だ。いわゆる「つなぎの四番」だが、要所要所でタイムリーを放っており、だんだん4番の風格が漂い出してきている気がする。 Pixel 3 ケー…

まずは与えられた仕事をやりきる~ソフトバンク板東湧梧、好投続けて先発候補へ

日本ハムとは1点を争う、しのぎ合う、しんどい試合をしてしまうホークス。そんな時頼りになるのがリリーフ陣なのだが、7月23日の試合では板東湧梧が躍動した。4イニング1安打無失点。投手分業制が定着した今、ロングリリーフは珍しいのだが、板東は投…

レギュラーは逃げられない~ソフトバンク栗原陵矢が迎える勝負の夏

栗原陵矢が不振に喘いでいる。7月23日の日本ハム戦では犠牲フライを放つも無安打。終盤には代打を送られ御役御免となった。これで5試合続けて無安打。開幕直後がうまくいきすぎたのか、疲れがたまってしまっているのか。この日のサンスポに、ソフトバン…

劣勢の中でも踏ん張る~ソフトバンク椎野が好救援で今季初勝利

7月22日の日本ハム戦。完封負けするかと思われたが7回裏、松田宣浩の逆転タイムリーでホークスが試合をひっくり返した。だからお立ち台に松田宣浩が立つのは順当なのだが、黒柴スポーツ新聞的には、ビハインドだった6回、7回に投げた椎野新の頑張りに…

上林誠知の「倍返し」を願って~2019年打率.194から巻き返し中

半沢直樹の新シリーズが始まる。やられたらやり返す、倍返しだ、とはおなじみのフレーズだが、今のホークスには半沢直樹的にやり返しているキーマンがいる。ライトを守る上林誠知だ。打率はまだ.250ほどだがこのオリックス戦5試合では18打数8安打、本塁打3本…

敗戦の中にも収穫あり~板東、川原、泉。踏ん張った鷹の中継ぎ陣

7月16日のオリックス戦。ソフトバンクは惜敗した。いつもなら負けが決まるとものすごく悔しい。だけど、何だろうこのスッキリ感は。よくやったじゃないか。確かにバレンティンが好機に併殺打に倒れなければ違った展開だとは思った。しかしよくやったじゃない…

今宮健太、300犠打が「嬉しくない」理由とは~理想とイメージの間で

少し前のことだが、今宮健太が通算300犠打を記録した(7月3日)。史上7人目だが、20代での到達は史上初という。今宮がいかに若い頃から犠打を積み重ねたかが分かるというものだ。だが私はあることに引っ掛かった。その節目の今宮健太のTwitter(7月3日)には…


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