黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

川島慶三、使われる限り結果を出す男~バレンティン2発にも負けない輝き

川島慶三のプレーを見てジーンときた。ノーヒットノーラン継続中だったバンデンハークが8回、ついにセンター前に抜けそうな当たりを打たれた。その瞬間、頭から突っ込んだセカンド川島慶三。そこから体を無理やりひねって一塁に送球。残念ながら一瞬早く打…

内川聖一までのみ込む打撃の奥深さ~17年ぶり開幕2軍という事実

前回はチャンスをつかんだ二保旭を称える記事を書いたが、逆に働き場所を失った選手もいる。内川聖一。何と17年ぶりの開幕2軍だという。むしろその間ずっと開幕1軍だったことに驚いてしまうが、何せ史上最高の右バッターとも称される内川である。2軍調整がニ…

12年目のライジングサン~ソフトバンク二保旭が初の開幕ローテーション入り

ホークスの二保旭がついにチャンスをつかんだ。12年目で初の開幕ローテーション入り。育成出身ということもあり、ついつい応援したくなる。そしてもう一つ、私には二保旭を応援したい理由がある。オーナーズリーグ23 OL23 黒カード NB 二保旭 福岡ソフトバン…

開幕スタメン狙う上林誠知と栗原陵矢~ソフトバンク、助っ人欠いても活性化

虎視眈々という言葉がある。ホークスの場合は鷹だから虎ではないのだが、虎視眈々とホークスの開幕スタメンを狙っている男が二人いる。上林誠知と栗原陵矢だ。私、黒柴スポーツ新聞編集局長が定期購読している地方紙(6月7日付)に共同通信配信のホークス2020…

いるだけで戦力になれる人~ソフトバンク松田宣浩の声の力を再認識

バットでの貢献度もさることながら松田宣浩が持つ“声”の力【すべては野村ヤクルトが教えてくれた】(日刊ゲンダイDIGITAL)を読んだ。筆者は飯田哲也。もうとにかく松田宣浩をべた褒め。松田が元気いっぱいなのは有名だから、ベンチにいるだけで戦力になる、と…

王貞治はなぜ868本もホームランを打てたのか~「同じ球を打ったことは一度もない」

王貞治(敬意を込めてそう呼ぶ)がなぜ868本もホームランを打てたのか、分かった気がする。素晴らしい技術や集中力、体力があったからでもあろうが、「同じ球を打ったことは一度もない」という感覚があったからではなかろうか。この言葉は6月4日付の日経新聞コ…

複数ポジションの可能性と危険性~ソフトバンク栗原の起用法に注目

6月1日の日経新聞に「武田、社内業務掛け持ち」という記事を見つけた。期間限定ではあるが、武田薬品工業では社内他部署の業務を一定の労働時間を割いてやってもよいというものだ。このところのコロナ対応で時差出勤していた黒柴スポーツ新聞編集局長は思い…


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