2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日、沢木耕太郎の「儀式」を取り上げた。儀式の中では次のくだりが心に残った。栄光を手にすることは非常に難しい。しかし、失った栄光を忘れ去ることはもっと難しいものなのだ。そして、さらにいえば、失った栄光を再び手にすることの難しさは、それらの…
沢木耕太郎のノンフィクション「儀式」を読んだ。「激しく倒れよ」に収録されている。主人公は尾崎将司。プロゴルフの世界で活躍した「ジャンボ尾崎」だが、彼は元々プロ野球選手だった。黒柴スポーツ新聞編集局長はゴルフ知識に乏しいのだが、元プロ野球選…
昨日、西本幸雄元監督生誕100年を勝手にお祝いしてブログを書いた。1960年に大毎オリオンズを率いて出た日本シリーズでスクイズを失敗。それがオーナーとの決別につながったことなどを書いた。 tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com このエピソードが出…
4月25日は故・西本幸雄監督生誕100年の節目だった。西本監督を慕う山田久志やオリックス球団の企画で、京セラドームでメモリアルゲームが行われる案があったが新型コロナウイルスの影響で開催できなかった。メモリアルゲームどころかプロ野球自体が行われて…
スポーツ雑誌Numberが創刊40年という。学生時代、たまにしか買えなかったがはずれがない(かなり吟味して買う号を選んだ面もある)、そんな印象だ。先日のサンデースポーツでNumber40年の歩みを振り返っていた。ゲストに私の大好きな後藤正治さんが出ていた。…
前回、関根潤三さんのことを書いたが実はもう一つ書きたいエピソードがあった。いかにも優しそうな関根さんぽい逸話で大好きなので、関根さんを偲ぶこのタイミングで書いておきたい。出典は近藤唯之著「プロ野球新サムライ列伝」(PHP文庫)ナマイキざかりに出…
関根潤三さんが亡くなった。穏やかな語り口調の解説は、決して選手をくささないことを含めて聴き心地がよかった。解説者の鑑だと思う。そんな関根潤三さんがあの落合采配、完全試合の山井大介降板からの岩瀬仁紀登板をリアルタイムで解説していたことを知っ…
朝、目覚ましが鳴った。休みだからアラームを消しておけばよかった。しかし用事はある。すぐ起きて、愛犬と散歩した。早起きというほどでもなかったが、三文の徳はあった。新聞記事で見た、ヤクルト高津臣吾監督の言葉に刺激を受けたのだった。 二軍監督の仕…