黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

ミス

周東の走塁死が敗因なのか〜ソフトバンク、DeNAに手痛い逆転負け

あまりにも衝撃的な結末だった。一塁ランナーの周東が、三嶋の牽制球がそれた隙に一気に三塁を狙った。しかしバックアップのセカンド牧からの好返球にあえなくタッチアウトでゲームセット。パッと見、周東の暴走に見え、逆転負けのフラストレーションが溜ま…

越えねばならない壁〜ソフトバンク泉、決勝被弾翌日またもや阿部に当たる

気になる四球の与え方だった。前日手痛い決勝ホームランを浴びた中日の阿部に、またもやソフトバンク泉圭輔が挑む形になった。だが泉はストライクゾーンで勝負できなかった。泉はどんな心境で投げていたのか。 BBM ベースボールカード 602 泉 圭輔 福岡ソフ…

ミスを糧に走りまくれ〜周東まさかの牽制死に見た一瞬の気負い

反撃ムードに水を差す、とは使い古された言い回しだが、まさに周東がそうなってしまった。柳田悠岐の同点ホームランで追い付き、続く中村晃がヒットで出塁。当然のごとく周東が出てきたのだがまさかの牽制死。野球用語の死って独特だなと思いつつも周東の刺…

19安打敗戦が何より悔しい理由〜柳田悠岐、早くも4失策

悔しい敗戦となった。24日のロッテ戦、ソフトバンクは19安打を放ちながら敗れた。これは75年で3度目の珍事だという(ネタ元は西日本スポーツ)。原因はもちろん13与四球という投手陣の乱調なのだが、私はあのワンプレーがどうしても許せない。柳田の今宮への…

周東のファンブルは「できない人」の典型~一つ一つのプレーを確実に

バットで返せた。10月6日の西武戦でエラーした周東に対して、前向きな評価が記事になっていた。「ソフトバンク周東、痛恨失策のち…工藤監督は評価」(西日本スポーツ)。工藤監督が言わんとすることは分かるが、私はあえて反対する。このエラー、看過できない…

ミスと挽回を繰り返して成長する~4打点の周東、ソフトバンク優勝のキーマン

天王山と言うにはまだ早いかもしれないが、ペナントレースを占う上ではめちゃくちゃ比重の大きい9月25日からのロッテーソフトバンク3連戦。その初戦の序盤にセカンド周東が痛恨のエラーを犯した。先発ムーアが1イニング5失点したのが大きかったがその起点に…

「千賀が悪い」柳田悠岐は最高の先輩~川瀬もチームも救った規格外逆転ホームラン

「おまえは悪くない、千賀が悪い」千賀が悪い。柳田悠岐が発したこの言葉こ、下半期なら確実に新語流行語大賞行けるなと笑ってしまった。いや、ぜひ日本シリーズ4連覇してオフの流行語大賞表彰式に出席してもらいたい。 福岡 ソフトバンク ホークス 刺繍ワ…

悔しさを忘れない~ソフトバンク川瀬に見せたい名手・今宮健太の涙

ソフトバンクの川瀬晃が7月30日の西武戦でタイムリーエラーを犯した。すでにソフトバンクは1点負けていたし、その後追いつくこともできなかったので、川瀬がエラーしてもしなくても負けは負けだったかもしれない。ただし勝負どころで傷口を広げるタイムリー…

ミスは自分で取り返す~ソフトバンク松田宣浩2連発&松本裕樹今季初勝利

DeNA戦、おいしいサヨナラのチャンスで見逃し三振。ソフトバンクファンをがっかりさせた松田宣浩が6月18日のヤクルト戦で汚名返上の2打席連続ホームランを放った。先制弾に勝ち越し弾。試合展開からしても価値あるホームランだった。 松田宣浩メッセージBOOK…

ミスを意味のあるものにする~ソフトバンク千賀がソトに満塁ホームラン喫する

150キロを超すストレート。そしてお化けフォーク。千賀滉大はもはや完成されたピッチャーだと思っていた。が、6月14日のDeNA戦でソトに打たれた満塁ホームランを見て、彼自身思っただろう。まだまだだ、と。チームにとっても大きな被弾であったが、千賀にと…

ミスは忘れてもらえない~球史に残る「エラー」のビル・バックナーと阪神の池田祥浩

ある見出しに目が止まった。 「球史に残るエラーをした名一塁手が死去」 それはスポーツ報知の記事だった。メジャーリーグの知識はさほどないのだが、ああ、あのエラーのね、と思い出した。選手の名前はビル・バックナー。レッドソックス時代、ワールドシリ…


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