黒柴スポーツ新聞

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キプサング優勝!東京マラソンで出た2時間3分台がもたらしたものとは

東京マラソンで2時間3分台が出た。国内マラソンで初。キプサング(ケニア)が2時間3分58秒で優勝した。高速設定のペースメーカーや平坦なコースなど世界記録更新へ好条件が揃ったが本人いわく風の影響もあったようで新記録はならなかった。

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日本人トップは井上大仁が2時間8分22秒で8位。初マラソンの設楽悠太は38キロあたりまで日本人トップの快走を見せ日本最高記録も狙えたが力尽きて11位だった。だが初マラソンで高速レースに挑んだ姿勢は立派。レース後本人も「勝負にいった」と話していた。終盤、経験のないきつさを感じたそうだがまだまだ伸びしろがありそうだ。

コースはアップダウンも少ないし手厚いペースメーカーに囲まれて走るキプサングに違和感もあったがキプサングはこれまでに3回も2時間3分台を記録していると知った。地力があるのだ。そういう人にはこういう手厚いサポート態勢はアリだと思う。なので世界新を応援したのだが惜しくもならなかった。

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それでも日本国内のレースで初の2時間3分台。これが高速レースだと日本のマラソンファンに知らしめたことは大きい。TOKYOで2時間3分台が出た、ということは世界的に話題になると解説の高橋尚子も話していた。東京マラソンにとっても大きな出来事だった。

 

かつてオリンピックや世界陸上でメダルを取った日本マラソン界は高速化する世界の流れに置いてけぼりをくらっているように見える。だから今回もキプサング仕様のペースメーカー登場は日本選手に関係ないなと見ていた。だが結果的に設楽悠太の果敢な好走を引き出したし、それを終盤逆転した井上大仁の2時間8分台前半の好タイムにもつながった。

 2017年8月には世界選手権が控えており日本代表選考もあるのだが今回の東京マラソンでは自動的に内定が出る2時間6分台が出なかったため日本人トップの井上大仁、日本人2位の山本浩之、3位の設楽悠太は「候補」となった。

山本浩之のタイムは2時間9分10秒。これは先に行われた福岡国際3位の川内優輝の2時間9分11秒とわずか1秒差。川内優輝は優勝したツェガエに迫ったり元世界記録保持者のマカウと勝負ができていたためタイムには見えない印象も残っている。今回の東京マラソンで日本勢が頑張ったことで今後の代表選考が混戦になった。川内優輝の反応がとても楽しみだ。

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そして東京マラソンにとっても箔が付いた。巨大な市民マラソン的な要素に加え世界屈指の高速レースが楽しめることが証明されたのだ。これまでの記録は2014年ディクソン・チュンバの2時間5分42秒。コースが変わったとはいえ、それが一気に2時間3分58秒になったのだ。来年以降さらにハイレベルのランナーが集うことも見込める。

それによって日本選手のレベルが上がればなおよい。市民ランナーだって自分が出た大会が世界最高峰のレースであれば鼻が高いに決まっている(黒柴スポーツ新聞編集局長はランナーではないが)。

最初はキプサングがえこひいきされているように見えてしまったがキプサングはとても向上心がありいつも「出るからには自己新狙い」という人だと中継でも紹介されていた。やるからには自己ベスト。素晴らしい。そういう気持ちが好結果の原動力だ。書くからには自己ベスト。黒柴スポーツ新聞編集局長もどれだけ面白い記事が書けるか、毎回チャレンジしてみよう。

 

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