黒柴スポーツ新聞

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いるだけで戦力になれる人~ソフトバンク松田宣浩の声の力を再認識

バットでの貢献度もさることながら松田宣浩が持つ“声”の力【すべては野村ヤクルトが教えてくれた】(日刊ゲンダイDIGITAL)を読んだ。筆者は飯田哲也。もうとにかく松田宣浩をべた褒め。松田が元気いっぱいなのは有名だから、ベンチにいるだけで戦力になる、といういつもの論調かと思った。しかし二つ気付いたことがあった。やはり松田は素晴らしい。

熱男のことば 球界最高のモチベーターが実践する究極のポジティブマインド

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  • 作者:松田 宣浩
  • 発売日: 2019/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ただ応援しているだけではありません。松田は的確な指示も飛ばす」というくだりがあった。松田が声を張り上げているのは檄を飛ばしたり盛り上げ役になっているのだとばかり思っていた。しかし実際は……「ツースリーになったらヒットでもフォアボールでも一緒だぞー!」なんて言っているという。この一言がバッターを心理的に楽にし、ピッチャーにはプレッシャーを与えると飯田哲也は説く。松田宣浩のキャラ的に計算して発言しているとも思えないが、無意識にやれているならなお素敵な先輩である。

もう一つグッときたのがこのくだり。
近年は下位打線を打つことも多く、ソフトバンクは徐々に松田に頼らないチームづくりにシフトしています。松田にもプライドがあるし、言いたいこともあるでしょう。でも、プライドが高いがゆえに「ここで文句を言ったらみっともない」と我慢をし、チームの勝利に徹底している。大した選手だと感心するしかありません。
松田宣浩が人の悪口とか文句を言うタイプには見えないがやはり人。心の中では「くそ~」と思う瞬間くらいあるだろう。それを言うか言わないかで人の価値は決まる。自分自身、つい反射的にくだらないことを言ってしまったり態度に表す自覚がある。わざわざ価値を下げるようなことは慎もう。飯田哲也が言うように、やはり松田は「大した選手」である。

まだまだ現役を続けてもらいたいが、案外松田はいいコーチになるんじゃないか。そう思う記事だったが、意外と松田は監督にも向いているかも……ふとそんな気がした。たぶん今書いたらぷぷぷと笑われるだろう。監督には例えば城島健司とか、内川聖一とか、そういう落ち着きと実績がある人がなるんでしょ?と。だが個人的には松田宣浩監督が誕生したら、元気いっぱいですごく楽しいホークスになるんじゃないかなぁと密かに期待している。

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