黒柴スポーツ新聞

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上林、栗原の穴は自ら埋めよ!〜栗原は靭帯断裂で今季絶望か

今季絶望の見出しに目が覚めた。ロッテ戦で上林誠知と交錯して負傷した栗原陵矢は左膝前十字靭帯断裂と、半月板損傷の疑い…全治6、7カ月との報道もある。早期の復帰を期待していたがこれは栗原抜きでペナントを戦わざるを得ない状況だ。

外野手同士の交錯というと、アラフォーアラフィフには巨人の吉村、栄村を思い起こさせる。吉村がのちの巨人を背負うホープ、栄村は1軍で結果を残すことを目指していた、というあたりもそのまま栗原と上林に当てはまりそう。あの事故は吉村も辛かったし、栄村もしんどかった。

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試合中のことだから…と藤本監督も言っていた。だから上林には栗原のことを思うなら結果につなげてもらいたい。昇格した柳町達はすぐ安打を放ち守備でも好プレー。その柳町にも代走佐藤直樹が送られたりと、外野手は競争がいい意味で煽られている。上林とて負けてはいられない。

栗原の上昇と対照的に沈んでいった上林。だがようやく1軍に戻ってきた。もう9年目。ポテンシャルの高さから期待を裏切り続けてきたと言ってもいい。結果がほしいのはやまやまだが、小手先の当てるバッティングではなく鋭い打球を。三塁打を量産していた頃の輝きをもう一度。栗原の件で下を向くのではなく、その穴は自ら埋めるんだという気概でプレーしてほしい。


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