黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

心に残った写真は意外にも‥高知ユナイテッド背番号「38」

とある作業のために高知ユナイテッドの25年シーズンの試合写真を見返した。ホーム戦だけでもまあまあの数。さすがに目が疲れた。

 

だいたいが「勇姿」なのでシュートシーンとかパスとかドリブルとか。躍動感あふれる写真が多い。カッコいい。そして、一番心に残る写真が最後の方に現れた。


背番号38が泣いていた。厳密に言えば泣き顔は見えない。右手でつかんだタオルで顔を覆っているからだ。うわー、こんなシーンあったんだ。思えば当時高知は5連敗。シーズン中、いくつかあった「谷」の一つだった。ちなみに38の後方では背番号16の人もタオルで目の辺りを拭っていた。


スポーツ写真は必ずしも爽やかでかっこいい訳ではないのだと、今更ながら思った。そして顔が見えなくても心が伝わることがあるのだ、とも。ここまで高知のためを思い戦ってくれた男= 鈴木俊也がチームを去る。奇しくも涙を流した試合の対戦相手、栃木SCに行くという。鈴木の退団に際し、栃木戦での思い出を語ったサポーターの方がいらっしゃったのだが、この日のことだったんだな。


仲間のゴールをわがことのように、いや本人以上に喜ぶ姿がとても印象的。 鈴木俊也の笑顔の写真もまた素敵だった。

 

1月5日、高知ユナイテッドの新体制と背番号が発表された。38は空き番号になっていた。


福岡ソフトバンクホークスランキング