黒柴スポーツ新聞

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プロも認めた!西武・源田壮亮の守備がすごい理由とは

フジテレビの「S-PARK」プロ野球100人分の1位、守備No.1に西武ライオンズ源田壮亮が選ばれた。後出しじゃんけんで恐縮だが黒柴スポーツ新聞は予想的中。この賞は4年連続で菊池涼介が選ばれていたのだが、今回は2位に。玄人好みの源田に軍配が上がった点は興味深い。さすが、プロ野球ニュースをルーツに持つ番組である。



番組には源田壮亮本人が生出演。守備の極意を宮司愛海アナウンサーに問われると「はじめの一歩」が大事だと答えた。

いち早い始動は今季引退した守備の名手、ロッテの岡田幸文も意識していたと、スポーツニュースで見たことがある。バットがボールをとらえる前に動くこともあったという。

源田もまた、球種やら、ピッチャーとバッターの兼ね合いではじめの一歩を工夫しているという。キャッチャーが内角に構えるか、外角に構えるかで重心を変えたりするのだろうかとか想像してみた。とにかく1球ごとに工夫しているという。

源田壮亮がなぜ堅守なのか。今回の出演で分かったことは、想像力と適応力、そして実行力がそろっていることだ。まずは打球のコースを読む。これは上に書いた通り。

次に、ゴロならばバウンドに合わせてステップする。ゴロに合わせるのがうまい点は、この日サプライズ出演した同僚の金子も評価していた。野手は打球のバウンドを選べない。つまり自分が対応するしかない。社会人が仕事をする上でも、提携先やら発注先の都合で予定が変わることはよくある。アクシデントにも軽やかに対応したいものだ。源田はスマートに歩調を合わせて次の送球がしやすい態勢に持ち込んでいる。



そして、まとめの実行力。源田のスローイングには安定感がある。いくらカッコよく捕球できても、送球が乱れたら何にもならない。ランナーがたまってピンチになってしまう。アウトにできる時は確実にアウトにしておく。デキる人の鉄則である。

準備と適応力と確実性。そう、実は特別なことではない。源田壮亮の守備は、菊池涼介みたいな派手さはない。エンターテイメント的な要素としては、魅せる、ワクワクさせる菊池の方が高い評価なのだろうが、ゴロを難なく処理していく源田壮亮ももっと評価されてもいい。ちなみに源田の得票は選手100人中、41票にもなった(2位の菊池は32票。これも十分すごい)。経験を積めば積むほど自分の中でモデルケースが出来上がってしまい、必要な手順を省略しがちだ。基本に忠実であり続けることは案外難しい。地味ながら確実にアウトを取っていく源田の堅守を見るたびに、基本の大切さを再認識させられる。

源田壮亮は新人から2年連続で全試合フルイニング出場。これはプロ野球史上初の快挙だ。2018年は遊撃手としてベストナインゴールデングラブ賞をダブル受賞。気が早い話ではあるが、源田のFA流出を未然に防ぐためにも今のうちから最大級の評価をしてあげてほしい。

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