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黒柴スポーツ新聞

現役記者が野球を中心に、心に残るワンシーンやプレーヤーについて綴ります。

たばこの味は甲子園の夢よりうまみがあるのか~部員喫煙、部室火事の佐賀・龍谷高校

黒柴スポーツ新聞に来られるきっかけになった検索ワードで筒香が増えてきた。一時期は2000安打を目指す荒木が多かったが、オールスターでの活躍が世間的な関心につながっているようだ。


そういう前向きな検索ワードならうれしいが、不祥事というキーワードで来られる方もいる。高校野球の地方予選真っ盛りの時期と関係があるのだろう。そして7月23日の新聞にも不祥事を見つけ残念な気持ちになった。


佐賀市の私立龍谷高校。県予選準決勝を辞退するという記事だった。準々決勝があった7月21日に部室が火事になった。吸い殻は見つかるし、当日準々決勝に出場した部員の一部も喫煙を認めた。


http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/07/22/kiji/K20160722013015310.html?feature=related


今さらさかのぼって予選は運営できないだろうが、準々決勝の相手校を繰り上げて準決勝に出す措置はできないものかと思った。こんな相手に負けた対戦校が気の毒で仕方ない。準決勝の対戦校は不戦勝になるという。別の山からの決勝進出校と、温存できる体力に差ができてしまう。決勝前に休養日はあるのだろうか。


同じ龍谷高校野球部で練習を真面目にやってきた部員もかわいそうだ。いつの時代も連帯責任の犠牲者は真面目にコツコツやってきた人である。


黒柴スポーツ新聞編集局長は愛煙家ではないので分からない。そこまでたばこは吸いたいものなのか。甲子園の夢を絶つリスクがあってもなお吸いたいものなのか。人生の中でいつか吸うのであれば自分一人で責任が負える年齢になってからたばこを楽しめばいい。


ことさら高校野球だけが爽やかだとも言わないが、龍谷高校野球部は必死で甲子園を目指す選手や指導者、高校野球を愛するすべての人をがっかりさせた。ネット上では忘れられる権利の是非が検討されているが、あまりに悪質な事案に思え、当分この固有名詞は消そうと思わない。