おまけの阪神フィギュアで出てきた人で記事を書く回
人形の類いまでは集めていないがこれはどれかほしくなった。ブログのネタにする前提で買った。阪神の選手フィギュア入りのプリッツ。プリッツと言っているが箱には名称プレッツェルと書いてある。
全部で10種類のフィギュアが入っている。吉田義男、村山実、江夏豊、田淵幸一、ランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布、金本知憲、鳥谷敬、藤浪晋太郎。
黒柴スポーツ新聞編集局長は古い選手が好きなので誰目当てかと言えば江夏。もったいぶって当てたいランキングでお茶を濁してみる。
江夏
村山
田淵
吉田
掛布
バース
岡田
金本
藤浪
鳥谷
藤浪が一番若いけれど鳥谷よりも好きな選手なので一個だけ繰り上げた。こうしてみたらそれなりにどの選手のフィギュアが出てもいいなあ。阪神ファンでもないのにこれだから阪神ファンならば陳列棚にあるものをごっそり買ってきて仲間とトレードして10体集める人もいるだろう。
ちなみにいくらかと言えば800円と記憶している。え、お菓子にそんなに…と思うだろう。実は黒柴スポーツ新聞編集局長も思った。阪神ファンではないからだ。じゃあなぜ買おうと思ったかと言えば賞味期限の関係で300円だったから。需要と供給がマッチしてニッポン経済は回っている。
開けてみた。
お菓子のほかに、箱が一個。
誰でしょう?
岡田でした。
これで出た人の記事を書くつもりだったが読んでいた近藤唯之氏著「新版 比較野球選手論」に岡田が出てきた。
岡田は恐ろしく強運だ。北陽高校1年の時母につれられていった夏祭り福引き大会で2本続けて特等を当てエアポットとそうめん30人前をゲットした。
翌日からは夏の甲子園大阪予選。大事な時に夏祭りで運を使い果たしてないかと思いきや大阪大会を制覇。甲子園では準々決勝まで進んだ。
ドラフトでは阪神、ヤクルト、阪急、近鉄、南海、西武の6球団が指名されたが16.6%の確率で希望球団の阪神のユニフォームが着られることになった。
早大時代は東京六大学野球史上2人目のサイクル安打を記録。通算打率は3割7分6厘で、首位打者(4割8分7厘)にも輝いた。ベストナインは5シーズン連続選ばれている。
このへんは運よりも実力だ。
ちなみにプロでは新聞記者投票総数215票中、214票で新人王。残りの1票が誰だったのかものすごく気になっている。
オールスター初打席ではホームラン。広島戦で山根和夫から打った一発はセ・リーグ2万号だった。
これだけ強運ではあっても岡田監督としてはタイガースを日本一にできなかった。日本一になるのはそのくらい難しいということか。
しかし岡田がこれほどまでに運がいいのならしばらくお守りがわりに岡田フィギュアをバッグにしのばせておこうか。とてもいいことがあれば黒柴スポーツ新聞で取り上げるつもりだ。
きょうの1枚は当然岡田。裏の解説によると日本一になった1985年は外野から「一番やりたいところをやらせたい」(吉田監督)方針でセカンドをやることになったそうだ。結果、ゴールデングラブ賞に輝いた。自己中心的すぎてもいけないがやりたいポジションは手をあげてやり、結果も出す生き方は素晴らしいと思う。