黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

スポーツLIFE HERO'Sがこの調子では不安なだけにプロ野球ニュース復活待望論

2日深夜、フジテレビの週末スポーツニュース番組「スポーツLIFE HERO'S」を見た。期待はずれも甚だしい。初回ゲストが明石家さんま。スポーツは詳しいのかもしれないが別にさんまのトークなどスポーツニュースにはなくていい。彼はバラエティの人間なのだ。フジテレビのスポーツ番組は好きだが過去にないくらいクオリティーが低いと見た。2回目以降もこんなかんじでやるのだろうか。キャスターもなぜ加藤綾子なのか。すぽるとを一生懸命やっていた田中大貴でいいのに。2回目以降はぜひこの印象は間違っていたと思わせてほしい。フリー転向後の話題づくりでのキャスター就任なのであればスポーツファンも軽く見られたものだ。

www.fujitv.co.jp

 

独眼竜・伊達政宗が「あと20年早く生まれたら(天下が狙えたのに)」と言ったのは有名な話。黒柴スポーツ新聞編集局長もあと20年早く生まれていたらと思うことがある。それはプロ野球ニュースが見られたからだ。ただのスポーツニュースではなくプロ野球ニュースは本当にエンタテインメントであった。試合終了後、短時間で編集するのだから大変だ。そのVTRを元にアナウンサーと解説者(そのチームのOBなど)が名人芸の掛け合いをする。試合の明暗を分けた分析、継投など作戦の功罪をズバッと解説。なるほどなとしか思ったことがなかった。それはないなと思ったことはない。つまり本紙編集局長の師匠はプロ野球ニュースだったのだ。

 

中学入学後、級友で野球部だった人がプロ野球ニュースの話をしていて試しに見たのがすべての始まり。「こんなおもろい番組があるんかいな」と度肝を抜かれた。「きょうのホームラン」なんて野球バカにはたまらないコーナーだった。ただ打ったシーンをつなげてあるだけ。しかしホームランというのは注目に値するのでもう一回見たいところもある。そういうツボを心得ていてきっと番組は作られていた。

 

だからこそフジテレビのスポーツ番組には期待するのにがっかりしてしまった。今年のキャンプリポートで松坂世代に着眼した回はよかった。松坂世代は故障や故障明けで再起を期す者が目立ち、すでに平石洋介、小山良男ら次の道に進んでいる人もいることを丁寧にまとめていた。さすがすぽるとだなとうなったものだ。藤川球児杉内俊哉村田修一新垣渚和田毅小谷野栄一矢野謙次久保裕也竹原直隆も出てきた。松坂に注目するのはどの局もやるだろうけど、すぽるとは何人取材してるんやと思うくらい松坂世代を追っていた。本当に労作だった。

 

マンネリ化へのてこ入れという意味もありそうだから新年度から番組を衣替えするのもあり。しかし劣化するくらいならそのまますぽるとをやってほしいと、今回ばかりは一視聴者としていいたい。プロ野球ニュースのDNAはきっちり受け継いでほしい。スポーツLIFE HERO'Sは土日やるそうだからもうしばらく様子を見てみよう。また谷沢健一氏らが復帰して地上波でプロ野球ニュースやってくれないかなあ。見たければ衛星放送見ればと言われそうだが。視聴率向上は至上命題なのだろうがあの時間帯なのでぜひマニアをうならせる番組作りを期待したい。木曜日の深夜、「別所さん、週末の巨人戦3連戦はどう予想しますか?」「2勝1敗で巨人!」この定番がまた聞きたいなあ…。もはや濃厚な番組は有料で見るしかないのか。

otn.fujitv.co.jp

 

気になる記事も見た。週刊文春WEB。これが本当だったらフジテレビファンとしてはがっかり。残念。それでさらに視聴率が減っては元も子もないと思うのだが…。

shukan.bunshun.jp

 

というわけできょうの一枚「きょう1」も別所さんで。最高勝率1回、最優秀防御率1回、最多勝3回、最多奪三振1回、最優秀選手2回、ベストナイン6回、沢村賞2回。こういう人を本当の大御所と言う。

 

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