素晴らしき球団バッジの世界~広島25年ぶり優勝おめでとうございました編
球団バッジなるものをご存じでしょうか? 球団のロゴなりチーム名をかたどったバッジで正式な名前も分からないのですが、とりあえずネット上でこれらを紹介している方に敬意を表して球団バッジと表記させていただきます。
こんなやつです。雰囲気が出るようにベースボールマガジンの広島ユニフォーム解説紙面を敷いてみました。
ネットでの予習によればバッジは野球帽にそもそも付いているとか、駄菓子屋で買えたそうです。あとは少年たちがいかに「トレード」して戦力を整えるかにかかっていたのでしょう。
黒柴スポーツ新聞編集局長の少年時代には見たことがありませんでした。じゃあ何で持ってるかと言えば雑貨屋で見つけた時まとめ買いしておいたのです。そういう意味では邪道なのですがレトロなものがお好きな方、あるいはリアルタイムでこれ集めてたなあという方、あるいは若いプロ野球ファンにも楽しんでいただければと紹介してみます。
素材としては金属が王道でしょう。プラスチックのものもありますが明らかに金属に似せたものがありますので。金属のものは全く重みが違います。残念ながらプラスチックは安っぽさが否めません。ただしプラスチックは色を付けられる利点があります。
若干分かりにくいですが写真は銀色、金色、赤のプラスチックバッジです。キャラクターの顔が何とも間抜けというか脱力感満載です。
やっぱり金属だよな、という方のためにもう1枚。
一番上は七宝焼きでしょうか。ブローチっぽいです。カープ坊やのクオリティもそこそこ。裏面にはきちんとマルシーマークで「広島東洋カープ」と表示されています。
真ん中のものは打者の左そで口に小さく「8」が。つまり彼は山本浩二でしょう。CARPの文字も華やかさがあります。
一番下のものはCARPのみですがCのマークがボールの中にあるタイプ。金属バッジなのにきちんと縫い目まで再現されている芸の細かさにうならされます。
残念ながら日本シリーズで敗れたものの、25年ぶりのセ・リーグ制覇で日本中を感動させた広島東洋カープに敬意を表してトップバッターで紹介させていただきました。楽天を除き奇跡的に12球団分の球団バッジがありますので、続編をお楽しみに。