黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

堂上直倫、13年目で初の開幕スタメンが目前~意思が道を拓く

中日ファンでもないのに、なぜか胸が熱くなる。
堂上直倫が開幕スタメンに前進という記事を見た。中日スポーツでも、スポーツ報知でも、日刊スポーツでも。プロ13年目にして初の大役がすぐ目の前にある、かもしれない。



堂上のことは以前、下の記事で書いた。タイトルが示すように、スーパールーキーの根尾昴も、伸びしろいっぱいの京田陽太もいる。堂上のことを応援しつつも開幕スタメンの可能性は30%あるかないかくらいに思っていた。

tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com


だがスポーツ紙の中でも中日スポーツが「プロ13年目で初めてとなる開幕スタメンはほぼ手中に収めた」と書いているのだ。俄然期待してしまう。


スポニチ記事「中日・堂上、開幕スタメンへ猛アピール 粘って適時二塁打」の併用写真はDONUEの下に背番号63が大きく見える。そう、この背番号で開幕スタメンをとることに意味がある。


愛工大名電スラッガーがドラフト1位で地元の中日ドラゴンズ入り。背番号は24だったがすぐに1を背負った。高木守道福留孝介も背負った背番号1。堂上直倫に対する期待の高さが伝わってくる。



しかし結論から言えば堂上直倫は大ブレイクあるいはスタメン定着とはいかなかった。やはり打力が物足りなかったか。そうこうするうちに2017年には京田陽太が入団。京田がショートを守ることになった。堂上直倫は2016年にようやくショートの定位置を確保し、初めて規定打席に到達したのだが、年下のライバルが現れるなんて、人生うまくばかりはいかないものだ。

2014年、背番号を変えた。1はルーキー友永に譲る形になったのだが、ある意味剥奪。ドラゴンズも非情だなと思う。背番号が変わると分かった時、堂上直倫が選んだのは同年戦力外通告された兄、堂上剛裕が付けていた63だった。まさに崖っぷちを思わせる、背水の陣を敷いたように見える。

それでもやっぱり人生そううまくはいかない。この2年、京田の牙城は崩せなかった。そこへ、根尾昴である。アライバ、京田、根尾。堂上直倫だけが苦労している、なんて言うつもりはないが、これほど難敵が多い野球人生もなかなかないのではないか。

そんな堂上直倫がなぜ一皮むけたのか。スポーツ報知「【中日】堂上が13年目で初めての開幕スタメンに前進『出してもらえるなら、どこでもいい』」
の見出しにヒントがある。そう、がむしゃらなのだ。


もはやショートでなくともいい。打順も何番でもいい。出してもらえるならば。その思いがスタメンを近付けている。そうやって結果を出したことが働き場所をつくることにつながった。


私もまずはがむしゃらに、そして結果を出すことを心がけてみよう。何かが変わる、かもしれないから。


野球ランキング