黒柴スポーツ新聞

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外木場義郎のノーヒットノーランを車内アナウンスした国鉄職員さん~広島優勝パレード関連の新聞記事より

広島が11月5日に優勝パレードを行った。関連記事が、黒柴スポーツ新聞編集局長が購読している新聞に掲載された。中でも広島ファンである元国鉄職員さんの話が心に残った。オワコンだなんだと言われるがこうした思わぬ出合いがある新聞。まだ購読の価値はある。




この元職員さんに限らず、原爆で焦土と化した広島で特別な存在、心の支えである。職員さんは具体的な職場が記事中になかったが仰天エピソードが紹介されていた。外木場義郎ノーヒットノーランをした日。車掌室にラジオを持ち込み、試合結果を車内アナウンスしてしまったそうだ。




もちろん上司には仕事以外のことを放送するなと怒られた。車掌室と書いてあるから車掌さんだったのだろうか。仕事以外のことを放送するなと言われたが、広島でカープの試合結果を車内放送することはある意味仕事の範囲なのかもしれない。

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このところ運転中のポケモンGOによる事故が相次いでいる。黒柴スポーツ新聞編集局長はこのゲームをしたことがない。移動するからこそ思わぬ発見があったりして面白いのだろうが、同じ業務外のことをするのでも外木場義郎ノーヒットノーランを伝えるアナウンスの方が100億倍素敵である。もちろん車掌さんは運転をしないのだが。




ちなみに外木場義郎ノーヒットノーランを3回やっている(うち1回は完全試合)。記事には日付がない。まさか職員さんは3回とも車内放送して3回とも上司に怒られていたりして。




運転中のゲームはもってのほかだが急ぎの電話やメッセージの着信音が鳴ってもついつい注意がそがれたりする。すぐにチェックするなら安全な所で。運転中は無安打無得点試合ならぬ無事故無違反を心掛けよう。




きょうの1枚は外木場義郎ノーヒットノーラン3回は沢村栄治と二人だけ。初勝利がノーヒットノーランだった。最多勝1回、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、沢村賞1回。通算131勝138敗。七つの負け越しこそ弱かったころのカープを支えた男の勲章である。
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