黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

リオ五輪マラソン代表をかすめつつ足が速かったあの人の話がしたい~10.19もう一つの小ネタ

3月17日、リオ五輪男女マラソン代表が決定し発表された。女子は皆さんと同じく黒柴スポーツ新聞も予想した顔ぶれ。伊藤舞大塚製薬)、福士加代子(ワコール)、田中智美(第一生命)で、増田明美さんも太鼓判を押す結果となった。

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男子は佐々木悟(旭化成)、北島寿典(安川電機)、石川末広(ホンダ)。本紙が特に応援したいのは北島。選考レースで腹痛をこらえながら脇腹をわしづかみにして力走したからだ。このガッツ、サラリーマン的にも見習いたい。脇腹ブーストなんて言葉もあるらしい。

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一方、本紙としては残念なこともあった。女子選考レースで田中の先輩、尾崎好美さんが沿道を並走し田中を励ましたことをネタにしたのだが、ネット上でもネタになっていた。どっちが先ということではなくよそと違う視点を売りにしたいのでかぶった時点で敗北である。しかし言いわけだがいろんな人が注目したくなる場面だったということだ。

 

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というわけで選考についてはしこたま書いてきたので今回はこのへんで。どうしても書きたいのは大石大二郎がいかに足が速かったかということ。昨晩初めて気が付いた。あの10.19、第2試合9回表、2死ランナーなしから大石がレフトへ2塁打を放ったのだがその試合は勝ち越さねば近鉄優勝はないという土壇場だったため大石は必死のパッチでセカンドに向かった。その足の回転がめっちゃ速い。VTRの早送りみたいである。

 

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そして次が有名なビッグプレー。新井宏昌がこれまた3塁線を襲う強烈な打球を放ったのだがサード水上善雄が横っ跳びで好捕。体を反転させ1塁へ矢のような送球で新井を1塁で間一髪仕留めた。あの場面でえこひいきなくアウトの宣告をした審判もさすがである。

 

しかし気が付いた。大石は足が速すぎて送球態勢に入った水上の目の前を猛スピードで横切っていた。確かに2アウトだから打った瞬間スタートできる。にしても水上にちょっと余裕があってグラブをひょいと目の前に出したらタッチアウトできたかもしれないタイミングだった。水上も必死のパッチで大石など視界に入っていなかったことだろう。

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水上のプレーに対し、実況の安部憲幸アナウンサーが「ディスイズプロ野球!」と表現したのは有名な話。これを受けてニュースステーション(当時)のキャスター、久米宏が「ディスイズ ニュースステーション」と返したのも有名である。新井の技術、水上の意地、審判の矜持、安部の表現力、久米の切り返し。最高の技術の競演であった。

 

というわけで今後もディスイズ黒柴スポーツ新聞といえるような独自目線を追求していく所存です。マラソン五輪代表、リオでの快走に期待しましょう。