黒柴スポーツ新聞

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使ってもらうためには?〜ソフトバンク野村大樹「空気読まない」アピール続く

使われる人になるにはどうしたらいいか。そう、まずは使いたいと思わせることだ。いま売り出し中のソフトバンク野村大樹。3年目の野村が起用され出して、妙に打線がかみあってきたのは偶然か? 野村が2試合連続タイムリーを打ったこともあり、チームは3連勝と乗ってきた。野村が調子を落とすまではぜひ使い続けてほしい。

素人ながらビビビッときた。7月6日のロッテ戦は大敗したのだが、8回に打席が回ってきた野村はバットを目一杯振り切り二塁打を放った。今季初安打。大敗の中でもしっかり首脳陣にアピールした、ように見えた。あの思い切りの良さ、パンチ力。そして大敗の中でも空気をいい意味で読まずしっかりバットを振り切る。そう、梅雨空モードだったソフトバンク打線に最もほしいバッターに見えたのだ。多分プロから見てもそうだったのだろう。やがて野村はスタメンで起用され出した。

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このところは好投手から打ったのがポイント高い。宮城からも則本からも。お立ち台にも初めて上がったが、長谷川パイセンが近くにいるのに「勝負強さが売り」発言。恐ろしい。でも多分野村はキャラ的に許される。体格は小柄だがパンチ力があり勝負強い。さらに一塁が守れるとなると…これはまさしくポスト中村晃の最有力候補。帝京高校卒の中村晃に対して野村大樹は早稲田実業卒。あの清宮と主軸を務めた打者である。勢いのある野村大樹。このまましっかりアピールを続け、次代のソフトバンクを引っ張っていってもらいたい。


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