黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

勝負に入れ込む〜日本ハムのルーキー伊藤大海、敗戦後に悔し涙

さすがスポニチ日本ハムのドラ1伊藤、涙流して「凄く悔しい」 7回3失点11奪三振もプロ初勝利ならず チームは6連敗、という記事があった。ソフトバンクファンの私も伊藤大海の投球に見惚れていた。そして敗戦後ベンチに残って涙する姿勢にまたグッときた。

4月7日に札幌ドームで行われたその試合は、ソフトバンクがグラシアルのホームランで先制するも日本ハム大田泰示の2ランで逆転。しかし7回表一死1、3塁で、ダブルプレーかと思われたピッチャーゴロから伊藤のセカンド送球がわずかに三塁側にそれ、ショート中島が捕球できなかった。三塁ランナーが生還し同点。中島的には逆を突かれたのだろうがルーキー伊藤を助けてやってほしかった場面。伊藤は踏ん張りきれず松田に決勝打を浴びてしまった。

試合後、ベンチに座ったままの伊藤の姿が中継された。あれ、泣いてるのかな? そう見えた。踏ん張りきれなかったことを悔やんでいるのか。目が潤んでいるように見えた。敵チームのピッチャーながら、その姿勢に好感を持った。そう、そのくらい勝負に入れ込まなくてはね……

もちろん伊藤の気持ちは栗山英樹監督にも伝わっていた。「一試合一試合、それくらい魂を込めて向かっている姿がいい。結果よりも自分が命を懸けて一試合に向かっていった。それに対して悔しくてしようがないのは大きな力になっている。そういうものが明日に必ずつながっていく」、と同じくスポニチ記事、日本ハム・ドラ1伊藤 11Kも…涙「何とか連敗を止めたいと」 プロ初黒星、で触れられていた。部下の気持ちをきちんと理解してくれる上司がいる。伊藤は幸せ者である。外角低めにズバッと決まるストレート。切れ味鋭い変化球(スライダーかな?)。それ以上に勝負に対する入れ込み方が強く印象に残った。伊藤大海。日本ハムには素晴らしいルーキーがいる。


野球ランキング