黒柴スポーツ新聞

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まずは履いてみる~第96回箱根駅伝でヴェイパーフライ旋風

ヴェイパーフライ。箱根駅伝で話題沸騰となり、初めて知った。高校駅伝でピンクのシューズがやたら多いなと思っていたが、箱根駅伝でもピンクのやらオレンジのやら。2020年の箱根駅伝往路は高速レースだったが、このナイキの厚底シューズがよい成果につながったのかもしれない。Amazonで探してみましたが、あっているだろうか?

シューズの詳しい機能は専門家や製造元におまかせするとして、ランナーでもない筆者は思う。シューズの機能は素晴らしいのだろうが、まずは履いてみようという姿勢がいい。1足3万円らしいが、相場が分からないので高いとも安いとも言えない。庶民の感覚では安くない。だが、これがトレンドならば、学生ランナーたちがこぞって履くのはあり。いや、むしろそうあるべきだと思う。かくいう筆者にはそういう執念が足りない反省があるからだ。昔から変なところで意固地。みんなが取り入れるならば取り入れない。本心はみんなと同じであることにものすごく心地よさを感じるくせに、だ。何でも試してみる。それで自分に合っていたら取り入れたらいいだけなのに。草野球をやっていた時もそうだ。ビヨンドマックスというカーボン素材を生かしたバットが登場した時は、チームで早速取り入れた。しかしそれに頼るのもね、と筆者は使わなかった。そういうところだ。打てない、飛ばない人だからこそ道具を上手に使えばよかったのに。箱根駅伝に出るくらいだから、出場するランナーはヴェイパーフライを履かなくても、自分の力を発揮することができればよい成績を残すと思う。だが道具を上手に使えばさらによい成果が出せるかもしれない。そう、ヴェイパーフライを履くという行為は勝つためにはどんなことも妥協しない、という意思の一つの表れに違いない。電子マネーもアプリも。話題になったものを敬遠してしまう傾向は依然として消えない筆者。ランナーではないからヴェイパーフライを買うことはなさそうだが、流行りに飛び付くという意味ではなく何かを成し遂げたい、そう欲する場面では妥協せず道具を求めていこうかなと切り替えてみよう。ナイキのシューズが大盛り上がりしているのを、アシックスやミズノ、アディダスなど他のメーカー担当者はどんな気分で見ていただろうか。モノ系で見るもう一つの箱根駅伝も非常に興味深い。


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