黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

2019年ホークスコラムで一番シェアされた選手は?~意外、でも納得のあの人が1位

いろんなメディアが1年を振り返る企画をやっている。それにつられるわけでもないのだが、記録もかねてやっておこうかなと思った。果たしてこのブログ「黒柴スポーツ新聞」で2019年最もシェアされた記事は何なのか? そして読者のあなたがシェアしてくださった記事はランクインしているのか……

 

主にソフトバンクの選手や戦術、試合結果について2019年シーズン中に書いたブログ記事は110本だった。我ながらよく書いたなと思うが、その興奮や感動、落胆まで共有できたらとホークスファンの皆さんが集うコミュニティーにも記事を投稿させていただいている。その結果、たくさんシェアしていただけた。ブログはどうしても独善的になる懸念があるため、評価を今後に生かす狙いもある。では、いったいどんな記事が目の肥えたホークスファンに受けたのか。シェアの数をチェックしてみた。

【第5位】長谷川勇也の回、82シェア

tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com

ベテラン長谷川勇也は2019年なかなか1軍に定着できなかった。しかし昇格の都度しっかり結果は残した印象。コアなファンはいるのでこの黒柴スポーツ新聞で取り上げると、たくさんのシェアを獲得している模様。2020年はバレンティンが加入し長谷川は若手とも助っ人たちとも競争しなければならないが、変わらずいぶし銀の活躍をしてもらいたい。

 

【第4位】平石洋介の回、85シェア

tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com

2019年に楽天を率いた平石洋介が退団したのだが、ソフトバンクが手を差しのべた。最下位からクライマックスシリーズ進出を決めただけに監督として力を発揮するのはこれからという時。しかし楽天三木肇を1軍監督に据えた。だが捨てる神あれば拾う神あり。シーズンオフはFAなど選手の動向に目が行きがちだが平石に着目したソフトバンクはしたたかだ。この記事がシェアされたのはその辺りと、平石への同情票、そして応援票があると見た。

 

【第3位】高谷裕亮の回、90シェア

tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com

高谷が日本一の胴上げキャッチャーたりえたのは抜群の安定感があるからこそ。高谷がいるからこそ、ここ一番では思いきって甲斐に代打が出せるメリットもある。頼れるキャッチャー高谷の評価はもっと高くていいんじゃない?と一石を投じてみた。このあと契約更改した甲斐は1億円を突破。高谷は3分の1だが出場試合数が違うから仕方ないか。それでもこのシェア数を獲得したのはひとえに高谷の人柄、存在感からくるものと思う。

 

【第2位】川島慶三の回、104シェア

tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com

出ました、黒柴スポーツ新聞編集局長イチオシの川島慶三。スタメン起用されたらradikoにかじりついて聞きたくなる元気玉左キラーとして重宝され、しぶとく選ぶ四球はまさに芸術品。今何をやるべきかが分かっている選手。バレンティンの移籍に際しては背番号4を譲る男気も。2019年たった2つの3桁シェアの一人が川島慶三なのはコアな読者がホークスファンである何よりの証拠。

 

【第1位】牧原大成の回、118シェア

tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com

何と1位が牧原。これは正直、筆者も予想せず。しかし声を大にして言いたい。2019年、けが人、離脱が相次いだホークスが優勝争いできたことに関して、牧原大成が内外野、献身的に頑張った功績は大きい。たぶんホークスファンはそれが分かっている。一番バッターとしては物足りない面があったが、西武戦で見せたあの外崎のライナーに食らいついた場面は本当にしびれた。果たして牧原は2020年、どういう形で試合に出るのか。さらなる活躍を期待したい。

 

というわけで第1位は牧原大成だったが、まあ松田宣浩はいないわ、内川聖一もいないわ、千賀もいないわで渋いメンバーがシェア数上位を独占した。筆者が好んで渋い選手にフォーカスしている面もあるが、スター選手ばかりでなく控えも含めて素晴らしい選手が持ち味を発揮しているからこそ、ホークスが日本シリーズ3連覇しているとも言える。2020年もホークスを応援しながら毎日楽しく過ごせたらと思う。2020年も黒柴スポーツ新聞への応援をどうぞよろしくお願いいたします。


福岡ソフトバンクホークスランキング