黒柴スポーツ新聞

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朝ドラ「エール」モデルは六甲おろし作曲家・古関裕而氏~心に残る作品をつくる

古関裕而氏の記事が出ていた。野球にゆかりのある作曲家だったかとうっすら記憶があったが、2020年春からの朝ドラ「エール」は古関裕而氏がモデルなのだという。福島県の出身ということで、地元では朝ドラ待望論があったのだとか。関係者の皆さん、おめでとうございます!

具体的にどんな曲を手掛けたのか、初めてチェックしたらおなじみの曲ばかり。

六甲おろし

六甲おろし

六甲おろし

闘魂こめて
巨人軍の歌-闘魂こめて-

巨人軍の歌-闘魂こめて-

栄冠は君に輝く
栄冠は君に輝く

栄冠は君に輝く

「紺碧の空」
TOKYO BIG6 ~Sounds of 神宮球場 東京六大学野球編~

TOKYO BIG6 ~Sounds of 神宮球場 東京六大学野球編~

高校野球大学野球プロ野球と、もうファンにはたまらない曲ばかりだ。不勉強で恐縮だが、古関裕而氏自身が野球好きだったのだろうか。そこは是非ドラマで確認するとしよう。と言っても朝ドラはちょうど出勤時間帯のため社会人になってからほとんど見られていないのだが。

評伝 古関裕而: 国民音楽樹立への途

評伝 古関裕而: 国民音楽樹立への途

それにしても、六甲おろし闘魂こめて、とは。阪神タイガース読売ジャイアンツ。ライバルなのに作曲家が同じだったなんて面白い。ファンは知りながら歌っていたのだろうか?

俺たちの野球の歌?六甲おろし 闘魂こめて?

俺たちの野球の歌?六甲おろし 闘魂こめて?

また、私は法政大学OBなのだが「紺碧の空」は早稲田大学の応援歌。東京六大学野球ファンにはおなじみだ。ほかに慶応大学応援歌「我ぞ覇者」も作曲されていた。六大学野球ファンとしては、古関裕而氏がフューチャーされることをきっかけにぜひ六大学野球を見ながら、氏の作品を堪能してもらいたい。歌いながらの野球観戦はめちゃくちゃ楽しいので。

ブラバン!六大学野球

ブラバン!六大学野球


スポーツファンとしてはNHKスポーツ中継テーマ「スポーツショー行進曲」も外せない。耳にしたことがある方は相当いるはずだ。

NHK ニュースの音楽2010

NHK ニュースの音楽2010


そしてラジオリスナー的に外せないのがNHK「ひるのいこい」 。社会人としては昼休み、そこまで憩いとは言えないのだがあのまったりとしたメロディーはたまらない。

心に残る作品をつくるという意味で、ものすごく尊敬してしまう。原動力は何だったのだろうか。また、Wikipediaで見ただけだが、戦時歌謡を手掛けており、軍歌と思われるタイトルも並んでいた。時代的に仕方なかったかもしれないが、どんな思いでつくっていたのか、また、その辺りがドラマでどのように描かれるのか、大変興味深い。
決定盤シリーズ 栄冠は君に輝く 古関裕而大全集

決定盤シリーズ 栄冠は君に輝く 古関裕而大全集



ちなみにドラマの主演は窪田正孝。ドラマではどのくらいスポーツと関わりがあるのか分からないが、野球やスポーツのエピソードを楽しみに注目しようと思う。


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