黒柴スポーツ新聞

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頭の中がアップデートされていない人は悲しい~筒香嘉智が「古い」指導者を一刀両断

「多くの指導者は自分が経験したことばかりを言っていると思う。頭の中がアップデートされていない」。DeNAの主砲、筒香嘉智が講演で持論を炸裂させた。


日刊スポーツで筒香の発言を読み、「ツーレツ!」と甲子園実況のNHK小野塚アナウンサーみたいに言いたくなった。同時にこれは自分にも当てはまっていないかなあとうっすら反省している。



自分自身はそこまで機会はないのだが、人にものを教える、伝えるときは経験に基づく。それ自体は間違いではない。だが、大切なのは筒香の言うように「アップデートする」ことなのだ。

あえてステレオタイプで言う。私の知る限り、仕事ができる人は本を読む。新しい知識を得て、恐らくそれを実践している。 
その逆の人は同じ話しかしない。経験談としては面白い話もある。昔はそんなことがあったんだ、と発見にもなる。だが大抵それでおしまい。おしまいならまだいい。往々にしてその話はゾンビのように復活して、また話題にのぼる。たちが悪い。

ちなみに筒香は打撃の「上からの叩け」理論に意義を唱えていた。そうじゃない部分もありますよね?と。プロで活躍する人ほどバットを平行に入れている。何なら、ちょっと下から入れる人さえいるという。これはまったく知らなかった。

トレンドという言葉があるように、時代は常にうごいているのだ。常に考えてアップデートしていないと、実はベルトコンベアーの上で一生懸命走っているだけで、位置的にはすこしも前に進めていない。それはあまりにも悲しい。気を付けねば。

ちなみにあなたはどんなメディアを使って自分をアップデートしているだろうか? 私はカーラジオ(手堅くNHKもちろんAM)、スマートニュース、そして新聞である。

新聞なんてオワコンだよねと思われるだろうか。だが実際、私は日々新聞を読んで自分をアップデートしている。確かにネットに出ているものが載っていることもある。だがスローライフ的なもの、自己啓発に役立つものは新聞でもよく目にする気がする。私は毎朝10分、ざーっと見出しを見ながら読むべき記事を選んで読む。一日一個はアップデートするきっかけがある。それこそ筒香が言うように平行にバットを入れる感覚で打ち返せている。 
もちろん、自分の感性に合わなくて空振りの日もある。それは当たり前じゃないですか。毎回編集者と読者が感性合いまくりなんて、できすぎだしありえない。 
言うまでもなく、黒柴スポーツ新聞は「上から叩け」なんて押しつけたりしませんので、気が向いた時に読んでいただけたらうれしいなと。工夫しながら、アップデートのきっかけになりうる話題を提供していくので、応援よろしくお願いいたします。

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自分のアップデートにおすすめの本はこちら。興味があったらぜひ手に取ってみてください。
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