黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

ジーコが説く超一流と一流の違いに学ぶ

プロフェッショナルとは何か?
「仕事の流儀」でも毎回問われる。
個人的には与えられた仕事を完璧に仕上げることと思っている。
難易度が高かろうが低かろうが、だ。

じゃあ一流とは? 超一流とは?

最近読んだ新聞記事が面白かった。
「ニッポンスポーツ人の肖像」という連載で鹿島の鈴木満強化部長が取り上げられていた。
鈴木部長はジーコに教えを請うた経験を持つ。
ジーコは何を教えてくれたのか。

ジーコ自伝―「神様」と呼ばれて

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【超一流と一流の違い】
1試合で3回しかボールに触れなくても決定的な仕事をできるのが超一流。
プレーの80%をミスせずできるのが一流。

深い。
思わず我が身を省みる。
だって俺んとこいいボール来ねえんだもん。
ゴール決めようねえじゃん?
っていつも誰に同意を求めてるんだか。

一流に求める「80%」というラインもうなずける。
ここは100%とは言わないんだな。
まあ特にサッカーは相手との兼ね合いがあるし、それは人生も同じ。
いつも追い風が吹く訳もなく自分に都合のよいことばかりな訳もない。

それでも80%うまくいかせるのが一流で、ほぼ一発勝負でも決めるのが超一流。
確かにエースストライカーはそこというところにいる。
それは決してごっつぁんゴールではない。

ジーコ栄光の軌跡 [DVD]

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鈴木満部長はジーコにプロとは何かも尋ねた。
【プロとは】
自己管理能力、自制心。
何か我慢しなくては何も得られない。

こういうのまとめたジーコの本ないのかな?
野村克也っぽくて好き。
ジーコ野村克也が対談したら気が合いそうだ。

野村克也の「菜根譚」

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てっきりジーコの在籍効果は鹿島が強くなることだと思っていた。
もちろんジーコは鹿島の礎を築いたけれど、それはただ試合に勝つということじゃなくて、鹿島が強くなるための基礎、土台だったんだ。記事を読んでそう思った。

箱根駅伝3連覇を果たした青山学院大学も原晋監督になってから勝てる集団になっていった。

たった一人でも素晴らしい人がいたら組織は変わる。
周囲にいい影響を与えられる人もプロだと思う。

一流や二流、プロフェッショナルについての記事はこちら。
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
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