切り替えが大事、そして次もプラス思考で~代打の神様・元阪神の八木裕が説く成功の方法
公私問わず、何かうまくいかなかった時にいかに切り替えられるかは大事だ。それはサラリーマンもプロ野球選手も変わらない。
興味深い記事を見つけた。サンスポの八木裕の記事だ。代打の神様・八木裕はどのようにして打席に立ち続けたのか?
大切なのは切り替えた後の準備だという。
1.結果を受け止める。
2.反省はするがマイナス要素を上手に捨てる。
3.気持ちを切り替えて次の打席に立つ。
これは社会人的にも学んでおきたい。ついつい「あの時こうしておけばなあ」と取らなかった選択肢を振り返りがち。だが同じ状況など二度と回ってこないことがほとんど。再挑戦というカードが落ちているなら拾えばいいのだが世の中そんなに甘くない。
なのでまずは結果をしっかり受け止める。うまくいかなかった場合は何がまずかったのか。ほかにやりようがなかったのか、いったん考える。うまくいった場合は成功体験を体と脳になじませればよし。
反省はするが必要以上に自分を追い込まない。どうせ自分ではできやしない、なんて自信さえなくしてしまっては打てるヒットも打てるはずがない。
よくも悪くも次のチャンスは前の打席とは違うのだ。だから次は打てるとプラス思考で臨もう。野球選手なら前回とまったく同じようなチャンスとアウトカウント、相手投手なんてこともなくはないがもしも同じ状況だったらそれこそラッキー。リベンジするチャンスが早速回ってきたと思えばいい。
プラス思考。それが八木裕のキーワードと知って代打の神様たるゆえんに触れることができた。打てばヒーロー。だが期待を裏切れば、熱狂的な阪神ファンのことだ、何を言われるかわからない。プレッシャーはハンパなかっただろう。
下の記事を見たが確かに阪神には遠井吾郎、川藤幸三、八木裕、桧山進次郎、関本賢太郎と代打で名をはせた人がたくさんいる。果たして狩野恵輔も代打の神様を襲名できるのか。やはりここ一番という時に代打がコールされると球場は盛り上がるものだ。最近は八木クラスの切り札が見当たらないので各チームのベテランには奮起してもらいたい。
きょうの1枚は八木裕。このカード裏にも書いてあったが1992年9月11日のヤクルト戦で一度はサヨナラホームランとなる一打をかっ飛ばした。しかしヤクルト側の抗議でエンタイトル二塁打に。その結果試合時間は6時間26分にもなった。後年代打の神様としてプラス思考ができるようになっただろうがこのときはまだ6年目。この一打はなかなか割り切れなかったかもしれない。
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