「~したい」と「~する」の間には深い川が流れている~西武・山川穂高が必ず本塁打王になる宣言
ラジオで山川穂高の2019年シーズンの目標を聞いた。ホームラン50本、そしてホームラン王を「必ず」取るのだという。「必ず」に心が反応した。自分に足りないのはこの辺りだ。
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有言実行という言葉がある。発言したことを、責任をもってやるという意味だ。西武は浅村栄斗がFAで楽天に移籍。浅村は打点を稼げるため、抜けた穴は秋山、山川、森あたりでカバーしないといけないだろう。浅村が抜けて山川へのマークは当然厳しくなる。その中で山川が本塁打王を目指すのは素晴らしい。
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目標設定時において、「~したい」と「~する」の間には深い川が流れている。確かにやると言っておいてできなかったら「何なんだ」となる可能性はある。だが「~したい」はあくまでも願望であり、実は目標としては弱い。
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例えば不祥事が起きた時のコメント。「再発防止に努めたい」もあるし「再発防止に努める」もある。本来なら再発を防止すると言ってもらいたいが、言いきりが怖いのならせめて再発防止に努める、と言えないかといつも思う。
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要はやりきる覚悟があるかが問われている。自分に足りないと思うのはそのあたりだ。傷つきもしないが成長もしない。そのつけを今更ながら感じている。だから、山川が必ず本塁打王になる、と言った姿勢に好感を持った。私はソフトバンクファンだからぜひ日本ハム戦あたりで打ってもらうとありがたい。
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というわけで4年目を迎えた黒柴スポーツ新聞は今年こそ毎日更新する。うわ、すでにプレッシャーが……(誰にも影響ないのに)。堂々とタイトル獲得宣言した山川穂高はやっぱりエラい。