監督はなぜ投手交代しないのか~高校野球で酷使論、再び
酷暑も相まって、高校野球の投手の起用方法が注目されている。炎天下、エース一人に延々投げさせていいのか。技術、体力共に発展途上の若者を守るのは指導者の責務ではないのか。これらの疑問はもっともだ。
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1イニング3アウト。9イニングで27アウト。各打者を初球で打ち取れば理論上27球で完投できる。しかしそんなことはまずあり得ず、だいたいエースでも120球くらい要する。この第100回大会でも注目の1人、金足農業の吉田輝星が初戦の鹿児島実業戦で157球完投(14奪三振)、続く大垣日大戦では154球完投(13奪三振)。打たせて取るより三振が取れるタイプのようだから、どうしても球数はこのくらいいくのだろう。
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理由は二つ思い浮かぶ。まず、「代わりはいない」。超高校級、そこまでいかなくともエースクラスは何人もいない。実力が同じくらいであれば監督だって併用は思い付く。調子がいい方から起用して、継投を模索すればよい。柱を何本も育てるのが指導者の役割かもしれないが、やはり逸材はそうそういるものではない。甲子園で活躍するレベルならなおさらだ。結局、最も勝てそうな投手を使い続けることになる。
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