経験する価値を知っている大谷翔平
「いくら払っても経験する価値がある」。何かと思えば、大谷翔平が2011年サイヤング賞投手のバーランダーと対戦後にそう話していた。そう、いくら払ってもやっておきたいことはある。
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もちろん、遠距離恋愛みたいに距離的にも時間的にも制約がある場合はある。しかしやはりそこはどうにかしてしまうものだと思う。
先日、高知市の牧野植物園に行ってきた。草花を観賞するのはもちろん、日本が誇る植物学者、牧野富太郎博士の生涯について学ぶこともできる施設なのだが、そこに博士のある考えが紹介されていた。ざっくり言えば、学ぶ時はケチケチしてはいけないよ、と。書物も必要なら買えとか、そういうことらしい。
- 作者: 高知新聞社,高知新聞=
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大谷翔平はもう少し日本で過ごしてからメジャーに挑戦すれば、もっと高額の契約が見込めたがそうしなかった。いま行くことに価値があると踏んだのだ。このように考えられることは、大谷翔平の大きな才能と言える。自分を客観視できる点は素晴らしいとしか言いようがない。
- 作者: 岩手日報社
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道を極める人と凡人の差は、実は、すぐ動くか動かないかというちょっとした違いなのだが、多くの人はその運命の交差点を気付かずに通り過ぎている。気になったなら、とりあえず信じた方向に行ってみよう。