黒柴スポーツ新聞

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デキる人はなぜ結果を出すのか~内川聖一、史上初CS同一ステージ4戦連続ホームラン

内川聖一が史上初のCS同一ステージ4試合連続ホームランを放った。キャプテンとしてソフトバンク日本シリーズへの王手をかけさせる、堂々たる活躍だ。

ホームランは長距離砲のなせるわざだからちょっと出来すぎだが、まあ稀代のヒットメーカー内川聖一なら当然だよな。そのくらいに思っていた。が、そんなはずもない。

「打てる理由が分かっていたら、シーズンでもっと打っている」。ヒーローインタビューで内川聖一が好調の裏側を語っていて、当たり前のことに気がついた。そう、仕事ができる人だって簡単に結果を出しているわけではない。

あの人だから結果を出すのは当たり前。結果を出す人はそう思われがちだ。王さんがホームランを打つのは当たり前、とみんな思っていたけれどそんなはずもない。あまりに結果が出るから陰の努力に目がいかないだけだ。まあ努力を人に見せない美学もあるけれど。

じゃあ何で内川聖一は4試合連続ホームランが打てたのか、考えてみた。キーワードは集中力。実際に、試合後のインタビューで工藤公康監督が「打席で集中力がある」とほめていた。確かにバッターボックスの表情には目力がある。

子どもの頃から「エースで四番」。歌詞にもあるように、プロ野球選手はだいたいそのくらいじゃないとなれない世界。あとはセンスと体力と知力と努力と運と指導者の覚えがめでたいかなどなどが上手くまとまった人が成功をつかむ。成功するかどうかは紙一重だから最後は気力かなとも思う。

内川家。

内川家。

実際、楽天は弱くはない。茂木栄五郎、岡島豪郎、藤田一也、銀次、聖沢諒島内宏明と似たようなしぶとい左打者に、アマダー、ウィーラーの助っ人がうまく組み合わさっている。中継解説の池田親興もそんなふうに高く評価していた。勝つのは簡単じゃない。昨日今日ソフトバンクが勝てたのは紙一重と言える。ホームゲームで声援をもらえているのも大きい。チームで考えたら広島同様、ソフトバンクも勝って当たり前と思われている。だから負けたらダメージがズシーンとくる。シーズンに94勝しようがクライマックスシリーズで楽に勝てるなんてことはない。それは第1戦、2戦で痛いほど分かった。やはり結果を出すのは簡単ではない。打つべき人が打ち、投げるべき人が投げ、守るべき人が守ったら勝てる。個人と組織の成果も同じだ。結局、特別なことじゃなくて、結果を出すにはやるべきことをコツコツやるしかない。しかも集中力を持って。そう考えると内川聖一の4試合連続ホームランは出るべくして出た成果なのかもしれない。

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