黒柴スポーツ新聞

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ボルトも山中慎介も負けたから大阪桐蔭も?~強者敗退ドミノどこまで

強者も敗れることがある。勝負事だから。ウサイン・ボルトしかり、山中慎介しかり。二人はそれを忘れてしまうくらい強かった、ということだ。

ボルトはラストレースで脚を傷めた。爆発的な走りの負荷は、それだけ肉体を追い込んでいたのだ。しかし、最後を勝利で飾るよりも、完全燃焼した感があり、最後の最後でボルトに好印象を持った。

山中慎介の敗戦はどのくらいの人が予想しただろうか。ここまでの防衛戦すべてを見た訳ではないが、きょうはやけにベタ足というか、フットワークを使わなかった印象だ。1ラウンドから倒しにかかっているように見えた。


山中慎介の代名詞は神の左。しかし、伝家の宝刀を抜けばいつでも勝てるという気持ちはなかったか。左はぼつぼつ当たってはいたが挑戦者は倒れなかった。

ボクシングをしたことないド素人なりに思う。村田諒太もそうだったなあと。いい感じで相手を追い詰めながら荒々しくは攻めない日本人ファイター。きょう山中慎介と戦ったルイス・ネリは爆発力があった。振り回しているようにも見えたが何発も山中慎介の顔面に当たってしまった。

101%のプライド

101%のプライド

きょう勝てば13連続防衛の日本記録だったことから解説に具志堅用高が呼ばれていたが、最後のピンチの時は解説するより「ガード、ガード!」とセコンド的になっていた。恐らくファンも同じことを思ったはずだ。

「タオル早かったな」と具志堅用高はセコンドの選択を評していたが、ダウンは時間の問題だった。次があるからこそセコンドは試合を止めたに違いない。山中慎介を立たせていたのはチャンピオンとしてのプライドだけ、に見えた。


あんなに速かった人も最後は銅メダルだったし。脚も傷めたし。
あんなに強かった人もノックアウト寸前だったし。
強者はいつまでも強者じゃないとしたら。


それでも大阪桐蔭は勝ってしまうのか。ボルトも山中慎介も負けるんだから、あり得るな、と思った、という話。最右翼は済美と見たがどうだろう。もしくは横浜を倒した秀岳館、もしくは試合巧者の智弁和歌山か。いや、伏兵的に明徳義塾……そのためにもまずは前橋育英を倒してもらわないと。強者敗退ドミノ、どこまで行くのだろうか。
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
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