黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

中田翔の奇抜なひげはあり?なし?~個性はいかに発揮するべきか

日本ハム中田翔があごひげを金色にしている。筆者もあれっと思ったが、野村克也もあれはない、と一刀両断していた。

ラグビー日本代表の堀江翔太は髪を編み込みつつ全体的にはあまりまとまりのない、もう言ってしまえばボサっとした髪型をしている。こちらも業界のお偉方からイエローカードが出た模様だ。
田中史朗と堀江翔太が日本代表に欠かせない本当の理由 ~最強ジャパン・戦術分析~ (ラグビー魂BOOKS-1)

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どちらもトップ選手でありありがちな表現をすれば子どもたちの良きお手本にならねばならない立場にいる。

一方でプロ選手だから個性を発揮して何が悪いのかという考え方もある。

日本はあからさまな個性には手厳しいから、こういうプレー以外の個性の発揮に対しては、プレーの質の低下と共にバッシングになる。そういうことやってるからだ、と。

仮に中田翔があごひげが金色のままタイトルを取ったらどうなるのか。ありなのか。批判する人は野村克也みたいに最初から指摘したらいいと思う。結果が悪くなった途端に言うのではなく。あとから言うのもまたフェアじゃない。

翔! 頂点目指して

翔! 頂点目指して

就職活動中、恩師が学生たちに言ったことを思い出す。

「茶髪とか、ひげとか、そういうのでしか個性出せない人はそれまで」

最新の就活のファッションは分からないが、当時はみんな似たような紺色のリクルートスーツが定番だった。グレーは少数派だった印象。見た目で差別化を図ることはちょっと難しかった。

恩師はそれ以前に、これから就職活動を本格化させる学生に対して引き締めを図っての発言だった。筆者はそれを素直に聞いた、というよりは「茶髪とかひげとかでしか個性出せない人はそれまで」というのが説得力あるなあと思ったので素直に聞けた。

就職活動中の学生と、億単位の金を稼ぐ稀有なプロ野球選手を同列に論じるのは少々無理もあるが、やはりアスリートにも、見た目でしか個性を発揮できないならそれまで論は適用されると思う。むしろプロ選手だからこそハードルは高い。

もしかしたら中田翔や堀江翔太はそれを承知で、退路を断つ意味でやっているのだろうか。

プロ選手はファッションの個性を出したいなら徹底してやればいい。巨人は金髪もひげもダメでもその選手にポリシーがあれば貫かねば。そこで黒く染め直したりひげも剃るんなら、やっぱりそれまでなんだなあとファンは思う。

リアルタイムでは知らないが大洋から巨人に行ったシピンがそうだったんじゃないかなと。野球カードから推察した。もみあげから鼻の下のひげまでつながりWに見える。大洋ホエールズにいたのだからWでよかったのだが。

小笠原道大ですらひげは剃ったからなあ……それが巨人の伝統というやつなのか。

魂のフルスイング

魂のフルスイング

その他大勢になりやすいサラリーマン的にも、個性をいかに発揮するかは腕の見せ所。見た目で目立つか、仕事で目立つか、その両方か……。あなたは見た目で個性を表すプロ選手、どう評価しますか?