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黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るワンシーンやプレーヤーについて綴ります。

千賀滉大9球で降板、ホークス危機~失って初めてその人の価値が分かる

ホークスの千賀滉大にアクシデントが発生した。5月16日のオリックス戦で、たった9球投げただけで降板した。

情報が錯綜している

各メディアの情報を並べてみる。けがに関するくだりだけ集めてみた。

Full-Countを気にする素振りを見せると」

日刊スポーツの異常を訴え」

西日本スポーツ「駿太を空振り三振に仕留めたが、スイングをアピールした後、うつむいて険しい表情を浮かべた」「1回、腰付近を押さえベンチに下がる千賀」(写真説明)

デイリースポーツ「マウンドで不調を訴え」

ベースボールチャンネル「2アウトを奪ったところでを気にする様子を見せ」

スポーツ報知「ベンチに下がる際にのあたりを抑えていたが」

 

何せ9球しか投げなかったのだ。これって重症なのではないか? 大事を取っての降板であればよいのだが…

 

なお上記の記事は18時台のもの。続報が待たれる。千賀滉大の緊急降板は、黒柴スポーツ新聞的にも2017年初の号外級ニュースだ。編集局長はたまたま巨人ーヤクルトのラジオ中継を聞き始めたら「千賀を継いで」「マウンド上の石川」みたいなフレーズに「???」となり、ネットでの速報をのぞいたのだった。

 

WBCが起因なのか

千賀滉大のニュースをあさっていたら、「もうWBCはヤメだな」的なヤフコメがあった。WBCに起因するのか。確かに武田翔太も復帰できていない。影響があるのなら、それはボールの違いなのか、調整を早めなければならない開催時期が悪いのか。

 

一方で千賀滉大はここまで5勝を挙げており影響がなかったようにも見える。ほかに出場した菅野智之も悪くないし、則本昴大も順調に三振を奪っている。みんながみんなWBCの影響ではないと考える。だがそういう問題でもない。一人でも故障者が出たらそれはWBCの影響なのだ。

大ピンチのホークス 

ソフトバンクの場合、伸び盛りで勝ち頭の武田翔太と千賀滉大という「よりによって」感がハンパない。ここまで、2016年にチームを引っ張った和田毅武田翔太がいない中で2位にいることがむしろ健闘と言える。

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 しかし千賀滉大の離脱はコメントにしこたま書かれている通り「痛すぎる」。和田毅武田翔太、千賀滉大。3人で40勝いけるメンバーなのだ。千賀滉大は今夜不調を訴えたばかりだが長期離脱ともなれば先発の柱がいなくなり投手陣はものすごく不安定になる。

 頼みはバンデンハークくらいか。ベテランの攝津正、大隣憲司松坂大輔はそろって心もとない。攝津正は5月6日のロッテ戦で完投しているから全く頼りにならない、ということではなさそう。だがかつて誇ったあの安定感からは程遠い。

 直近の登板はうまくいかなかったが寺原隼人にも期待したい。とにかく試合を作れる人でないと話にならない。あとは今夜緊急登板した石川柊太のようにどんどん若い力をつぎ込むしかなさそうだ。

 

抑えに活路を見出しつつあった岩嵜翔にもう一度先発に回ってもらうか…。とにかくホークスには総力戦しかない。

残った人たちで何とかするしか…

仕事ができる社員がごっそり抜けた職場のようなホークス。結局残った人たちで何とかするしかない。失って分かる、その人の本当の価値。千賀滉大の穴なんてデカすぎて埋まらない。

 柱になる選手が痛みを抱えている時にファンができることはずばり、故障や不調の選手たちの早期復帰を祈るだけだ。はっきりいってそれしかない。あきらめず応援することだけだ。

 

今夜の試合、ホークスの必死さが伝わってくる。先制されて、松田宣浩のホームランで追いついて、勝ち越されて、上林誠知の一打で追いついて。きょう負けてしまったら千賀滉大の緊急登板のダメージがより大きくチームにのしかかる。それだけは避けたい、と言わんばかりの粘り。投手陣も粘りの継投を続けていた。

千賀滉大降板の理由は「背中の違和感」

ここまで書いたところでまたネットニュースをチェック。20時台になっていたが各紙の続報が見えた。「背中の違和感」と球団が発表したとのことだった。ホークスファンはちょっと胸をなでおろしたに違いない。もちろん安心なんてできないが肩、腰、足よりましと思える。千賀滉大ほどの力あるボールを投げると背中を傷めるものなのか。険しい表情という記事もあったので痛みがあったのではと想像する。念のために病院で検査するとのことだが結果がすごく気になる。軽症であることを祈るしかない。

 試合は苦しい展開となった。投手陣は小刻みにつないで2失点のまましのいでいたがついに8回森唯斗がつかまり犠牲フライで1点を失った。このまま負けるのか…。

 

と思ったら9回に川崎宗則がツーベース。さすがである。ツーアウトランナー2塁で柳田悠岐。最大のヤマ場が来た。黒柴スポーツ新聞編集局長は前に京セラで柳田悠岐平野佳寿から決勝ホームランを打った瞬間を見たことがあるぞ。まさかその時の再来か? ラジオからは「鷹の道」が流れてくる。あきらめないホークスファンの大合唱。だが…「空振り三振!!」。アナウンサーは無情にも試合終了を伝えた。

 

この日楽天が勝ったためゲーム差は3.5に。痛い。万一今年ホークスが優勝を逃したら、けが人続出のシーズンを象徴する試合になるかもしれない。いやいや、そうしないためにもホークスはチーム力を結集してやるしかない。まずは千賀滉大が軽症であることを祈ろう。 

併せて読みたい、千賀滉大についての記事はこちら。

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