南海ホークスのユニフォームが似合う川崎宗則~いまホークスに復帰したことに価値がある
ついに4月28日、ソフトバンク対オリックスの関西クラシック(KANSAI CLASSIC 2017)で南海ホークス縦じまユニフォームが37年ぶりに復活復刻した。
ただし、ユニフォームうんぬんの前に川崎宗則がホークス復帰とあって、その話題で持ち切りになった。
とはいえヒット、好守備でチームに貢献したのだからそれも当然。そして言いたいことがある。
「川崎宗則は南海ホークス37年ぶり縦じまユニフォームがよく似合っている」
もっぱらテレビやネットの画面、新聞紙面で見る限り、ではあるが。
以前、こんな記事を書いた。
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
ほとんどの選手が生まれる前のユニフォーム、いったい誰が似合うのかな、と。
縦じまなので細身の選手、あるいは小兵が似合いそうと見た。
柳田悠岐もいい感じ(デッドボールの後遺症が心配)。
中村晃もいい感じ。
ただし記事を書いたのは2月のこと。まさか川崎宗則が大リーグから帰ってくるとは。
こんなオチになるとは。
でも、川崎宗則の南海ホークスユニフォーム姿が見られたから、ま、いいか。
すごく得した気分だ。
川崎宗則のホークス復帰が決まってホークスファンは喜んだのに、サンデーモーニングで張本勲はこう言った。
「戻ってくるのが3年遅い」
恐らくピークが過ぎてから帰ってきてどうすんの?と言いたいのだろう。
確かに川崎宗則があのままホークスに残っていたらもっともっと安打数を積み重ねたに違いない。
だが。
アメリカで武者修行をし続けた姿勢は嫌いじゃない。
憧れのイチローを追いかけて行ったのにイチローが移籍するオチも含めて川崎宗則の味である。
そして。
川崎宗則があのままホークスにいなかったからこそ、次世代の今宮健太やら明石健志らが育ったのではないか?
川崎宗則自身、もしかしたら不要な苦杯をなめたと思っているのかもしれない。あのまま福岡にいたら地位は約束されていたのだ。しかし自分まで自分の挑戦を否定したら悲しいじゃないか。まずは自分で肯定しなきゃね。そう思っているようにも見える。
だから張本勲が言ってることは表面的なことに過ぎない。
2017年シーズンはちょっと雰囲気が重たいのだから、今ホークス1軍に川崎宗則が昇格したことはバッチリのタイミングなのだ。松田宣浩も本調子じゃないからムードメーカーが必要なのだ。
個人的にはこの南海ホークス復刻ユニフォームを着てくれただけでもホークス復帰の価値がある。川崎宗則に限らず、このユニフォーム姿の選手たち、野球カードにならないかな…。
※写真は桜井輝秀。モノクロのため37年ぶりの復刻ユニフォームと同じとは断言できないが、とにかく縦じまです。
一つだけ注文を付けると、ちょっと今回の復刻ユニフォームは緑色が明るすぎないか? 当時のものを見ているわけではないのだが、下の藤原満を見たらもっと濃い緑なのだ。
照明の違いなんかもありそうだから色合いが違いますよなんて言い切れないが、これに限らず復刻ものは徹底的に細部にこだわってほしい。今回のKANSAI CLASSIC 2017では近鉄ユニフォームも復活しているが若干洗練されすぎているような。きれいすぎて「藤井寺臭」がしない。これぞパ・リーグという色気がない。T-岡田なんかもスマートすぎる。
とにかくKANSAI CLASSIC 2017を見られている人がうらやましすぎる。2戦目、4月29日も最終回にホークスが追い上げて最後まで目が離せない展開だったようで。あと1試合、復刻ユニフォームをじっくり楽しみたい。
個人的には福田秀平がきちんとストッキングを上げているので特にかっこよく見えている。そして4月29日の試合でタイムリーを打ったデスパイネが意外と似合っていると感じた。南海ホークス復刻グッズはたくさんあるので興味がある方はぜひ探してみてください。
南海に興味がある方へのおすすめネタはこちら。
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com
tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com