黒柴スポーツ新聞

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安藤友香、乙女走りで名古屋ウィメンズマラソン2位、初マラソンで日本歴代4位タイム~合理的かどうかは本人にしか分からない

2017年3月12日、名古屋ウィメンズマラソンが開かれた。これを書き始めた時点(27キロ過ぎ)でキルワと安藤友香(スズキ浜松AC)が激しいつばぜり合いを繰り広げていた。

 

安藤友香は腕を下げて、あまり振らずに走る。フォームについてはすでに話題になっていた。2016年4月の兵庫リレーカーニバルに出た安藤友香についてのデイリースポーツの記事では「乙女走り」と書かれていた。

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昔のサザエさんのエンディング最終盤で一家が一軒家に向かうシーンのような上半身固定フォームだ。一般的には腕をリズミカルに振る。それが理に適っていると思うのだが何をやるにも結局どんなやり方が合理的かどうかなんて本人にしか分からない。

 

上のデイリー記事には野口みずきの豪快な腕振り、イチロー振り子打法野茂英雄トルネード投法を例に出し「己を貫いた末に実績をつくった」と書いてあった。そう、自己流は貫かないと攻撃の対象になる。特に日本は異質なものを認めないから自己流の人が失敗した場合それ見たことかと徹底的にたたく。イチロー野茂英雄も実際のところは批判の対象になりかけたが力でねじ伏せただけのだ。

 

あの大谷翔平でさえそう。二刀流は今でこそもてはやされているが特にプロ野球OB(しかもレジェンド級)はそろって否定的だった。

 

例えば野村克也。下のアサヒ芸能記事では「プロ野球ですよ。アマチュアじゃないんだから。そりゃ無理ですよ。ピッチャーだけでも大変なのに、バッターも両方なんて、とんでもない。それほどプロ野球は甘くない」と酷評している。

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ただしノムさんがエライのはちゃんと謝罪したことだ。黒柴スポーツ新聞は別にノムさんを断罪するつもりもない。確かに大谷翔平は規格外でおそらく本人と栗山英樹監督以外誰もここまでの成功はイメージできなかっただろうから。

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 一流選手でさえこのくらいのリスクがあるのだから一般人なんてさらにハイリスク。自己流を貫いた挙句批判の対象になる可能性はものすごく高い。オレ流ならある程度とんがるか、逆に絶対に周りに迷惑をかけない覚悟が求められる。

 

話を名古屋ウィメンズに戻す。

「すごい新人が現れました!」。39キロあたりで実況の森脇淳アナウンサーも興奮を隠せない様子だった。「人生を変える一歩になると思います」と解説の高橋尚子。安藤友香は初マラソンで、いきなり2時間21分台が射程圏内になっていた。キルワはスパートが成功し優勝が濃厚。中継は安藤友香のタイムに関心が移っていた。

 

そして2時間21分36秒でゴール。安藤友香はなんと日本歴代4位の記録をたたき出してしまった。上には野口みずき渋井陽子高橋尚子しかいない。2時間22分30秒の派遣標準タイムを切ってロンドンでの世界選手権代表に内定した。

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結果が出たので当分は容認されそうな乙女走り。安藤友香は目標が東京五輪での金メダルだそうだからこのまま文字通り突っ走ってほしい。

 

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