黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

デキる人に共通する再現力の高さ~高梨沙羅W杯ジャンプ最多タイ53勝の節目に

高梨沙羅がW杯で53回目の優勝を果たした。男女を通じて歴代最多タイ、とはいうが果たして本人がどれほどの意義付けをしているのか。どうもマスコミがワアワア言い過ぎな気がしてならない。性差をとやかく言うわけではないがやはり体力もレベルも違う訳だし、ここは素直に女子で最多、と言ってよいと思う。

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だが今回のネタはその是非ではない。高梨沙羅の大記録を報じる新聞記事に面白い言葉を見つけた。

 

「同じ事を何回でもできる。再現力がずばぬけて高い」

 

牧野講平トレーナーの高梨評だ。「再現力」。聞き慣れない言葉だが興味を持った。

そしてストンと落ちた。これだ、デキる人に共通する力は。

 

同じことに10回挑戦して半分成功したらまあまあ。それ以下なら心もとない。7、8回出来たら自信を持っていいがプロとは言えない。プロは10回とも成功する。

 

 

フライングガールズ 高梨沙羅と女子ジャンプの挑戦

フライングガールズ 高梨沙羅と女子ジャンプの挑戦

 

 

ジャンプ競技では踏み切りとか空中姿勢とか着地とか、ポイントはいくつかある。記事が言葉足らずで牧野トレーナーの「同じ事」が具体的に何なのか分からないが、ここぞというタイミングでの踏み切りやよい姿勢、ぶれない着地といった一連の動作が何度もできるということだろう。これが再現力。

 

周りを見回してみてほしい。おいしい料理を作れる人は何度も人を幸せにできる。字が上手な人は常に美しい字を書けるし、写真がうまい人は決定的瞬間を逃さない。笑いを提供できる人はいつも人をニコニコさせている。何度でも同じことができるのは本当に実力があるということだ。

 

それを支えているのは実は地道な鍛錬だったりする。野球選手だったら素振りとか打ちこみ、投げ込み、走り込みなどの基本練習もいとわない。単調なトレーニングを黙々とやれる。これもある意味再現力と言っていい。

 

じゃあ自分はどうかなと胸に手を当ててみる。黒柴スポーツ新聞についても、面白い切り口は見いだせたか。表現は。文字数は。ネタの鮮度は。更新のタイミングは。タイトルの言葉の選択は…。地力を付けて楽しんでもらえる記事をたくさん届けたい。再現力はまだまだ身につけなければ。楽しみながらも、地道に鍛錬していこう。

 

以前書いた高梨沙羅の記事はこちら。ぜひご覧ください。

tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com

 

 

【おすそわけ】

読者の皆さま、黒柴スポーツ新聞に遊びに来ていただき本当にありがとうございます。良質のアウトプットには良質のインプットが必要。そんな意味で先日上京してきました。その時に東京ドーム敷地内にある戦没野球人の鎮魂の碑を見てきました。そこで感じたことを以下のブログにつづりました。はてなブログでご縁ができたニッポン手仕事図鑑編集長さんの主宰するニッポン手仕事図鑑内のブログです。ぜひご覧ください。なになに、ふたりごと文庫ではなんかいつもと違う上品な文体じゃんか!とつっこまれそうですが媒体によっての「書き分け」とスルーしてください…そしてぜひ鎮魂の碑、足を運んでくださいね。この告知、1週間限定でさせていただきます。

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