黒柴スポーツ新聞

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もしも箱根駅伝が「全国開放」になったら~青山学院大・原晋監督の持論に絡めて

箱根駅伝の「全国化」は不可欠。またまた原晋監督(青山学院大)の持論にうならされた。箱根には箱根の伝統がある、と最初は違和感を覚えたのだが。

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箱根駅伝関東学生陸上競技連盟(関東学連)の主催。だから関東の大学オンリーでやる。ほかに全日本大学駅伝なんて大会もあるからほかの地方の大学はそちらで頑張ればいいのでは?と思った。

 

だがこの産経新聞記事を読んで気付いた。箱根駅伝はランナーにとっての「甲子園」なのだ。甲子園に行くためには関東の大学に入らねばならない。自然と有力選手の分布が関東偏重になる。実際記事でも書いてあったが昨年の全日本大学駅伝ではトップ10が関東の大学で占められた。逆にこれでは「全日本」の名がすたる。

 

 

 

 

というわけで「もしも箱根駅伝を全国開放にしたら」を考えてみた。

 

やはりいきなり本戦出場というのは前回大会で力走した選手に失礼。なのでここは公平に予選会からの出場とする。

 

予選会は本戦を目指して死闘が繰り広げられる。ここを勝ち抜いた大学が出場できるのだから、たとえ関東以外の大学が出たとしても箱根駅伝に出るレベルは最低限維持される。

 

もちろん関東の大学にも意地がある。いきなり初出場の大学に優勝をさらわれてはプライドに関わる。そうなることで箱根駅伝自体のレベルがあがる。ひいては学生陸上のレベルが上がる好循環が期待できる。

 

 

 

全国に散らばる有力高校生ランナーにも選択肢が広がるメリットがある。箱根駅伝の伝統校に行きたい人はそこに行けばいい。新興の大学で新しい歴史を作りたければそこに行けばいい。地元に残りつつ箱根を目指す、という道も増えるに違いない。そうすると地方の県に有力ランナーが残るので後輩たちのよき目標になりアマチュア陸上界全体のレベルアップにもつながるかもしれない。

 

黒柴スポーツ新聞でも陸上はもっともっとメジャーになってもらいたい思いがある。甲子園で活躍した球児がドラフト1位で入団する時の契約金は1億円(これには以前下の記事で異議を唱えたのだが)。

tf-zan96baian-m-stones14.hatenablog.com

箱根駅伝で名をはせたスター選手は社会人入りする時どれほどの待遇だろうか。手法の違いはあれど学生時代の貴重な月日を努力したことは高校球児も大学生ランナーも変わらない。今は待遇に差が付きすぎに見える。ゆくゆくはドラフト会議みたいに生中継してどの選手がどのチームに行くかに一喜一憂する時代になってほしい。

 

次々に結果を出す原晋監督。だからこそ提案がいちいち気になる。これからも動向に注目していこう。

 

箱根駅伝に関する過去記事はこちら。

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