黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

平和を噛みしめるピースナイター~野球観戦は平和への第一歩

8月6日にマツダスタジアムで広島ー巨人戦が行われた。広島原爆の日マツダで試合が行われるのは4回目だという。


スポーツ紙記事によると昨日は鳴り物の応援が禁止された。いつもと同じルールで試合は行われるが、亡くなった方を追悼し、平和を噛みしめながら野球を見る。これが8月6日における野球観戦のマナーと言っていい。


2011年11月発行の広島アスリートマガジン特別増刊号では日刊スポーツの酒井俊作さんの文と、カープOBの長谷部稔さんの思いが掲載されていた。この年は53年ぶりに原爆の日に広島で試合が行われたのだった。

広島アスリートマガジン2011-2012特別増刊号

広島アスリートマガジン2011-2012特別増刊号

広島市の条例で8月6日は市民球場が休場日だった。それが改正された。改正というのは良くするという意味だが、休場日にしていたことは意味があった。心静かに過ごせるからだ。


黒柴スポーツ新聞としては広島の方たちがいいのであれば今後もこのピースナイターはぜひ続けてほしい。午前中は亡くなった方を思い、平和について考える。夜は球場で野球を楽しめることをファンも選手も噛みしめる。戦争中は沢村栄治や景浦将らプロ野球選手も命を落とした。野球ができることは平和を象徴しているのだ。


もちろんワアワア騒ぐのは……という声も尊重したい。だから鳴り物の応援を自粛したのはとても優しい行動と思う。選手が活躍してワアッと歓声が起こるのだけは許してもらおう。


最後に、長谷部稔さんの言葉を引用させていただく。
「私はカープができたことが広島の復興の証そのものだと考えています。今後、8月6日にまた広島で試合が行われれば、鎮魂する人はその祈りを捧げ、元気にカープを応援したい人はすればいいと思います。私たちのように、生きている人間が街を繁栄させてこそ、亡くなった方々の魂も休まると思うのです」


今年は翌7日に甲子園が開幕。家にいても暑いのに炎天下でプレーする選手も応援団も大変! みんなでこまめに水分とって、野球が楽しめる夏を、平和を噛みしめましょう。


きょうの1枚はミスター赤ヘル山本浩二広島県出身で廿日市高校~法政大。最優秀選手2回、首位打者1回、本塁打王4回、打点王3回、最多出塁3回。ホームラン536本、安打2339本。カープは山本監督時代以来の優勝なるか、今夜8日の巨人戦が鍵になりそうだ。

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