黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

母の日に親子連れを球場に招待した上でホームランもプレゼントした秋山翔吾がかっこよかった件

5月8日は母の日だった。黒柴スポーツ新聞読者の皆さんは何かされただろうか? 何気なくニュース(スポーツLIFE HERO’Sだったかな?)を見ていたら秋山翔吾が粋なことをやっていた。母の日ということで、ひとり親家庭の方を球場に招待したのだ。以前からやっていたそうだが知らなかった。

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番組でやっていたが秋山はお父さんを12歳の時に亡くしたそうだ。お父さんとキャッチボールもしたかっただろうし甘えたりもしたかっただろう。だが秋山少年はすくすく成長し、プロ野球選手になれた。2015年にはシーズン216安打のプロ野球新記録を樹立。きっとお父さんも一安心だろう。

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4月ごろにNHKの「アスリートの魂」で柳田悠岐が取り上げられた。ドラフトでホークスは秋山を指名する方針だった。待ったをかけたのが王貞治。秋山もすぐレギュラーをとれる逸材とは分かっていたが「和製大砲がほしかった」という。秋山は西武の主力になったし柳田はトリプルスリーで能力の高さを証明した。どちらもプロで活躍する運命だったとは思うが、もし秋山がホークスに入り、柳田が西武に入っていたら球史はどう変わっていただろう。

 

秋山ファンには申し訳ないが秋山はそんなにかっこいい顔ではない(書いてしまった…)。ウナギやらウナギイヌに似ているなんて話もある。だが下の記事は秋山のいいところがいっぱい書いてある。

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面白Tシャツはカープの専売特許だが西武も負けていない。ピースうなぎTシャツなるものを商品化してしまった。背番号55もウナギが体をくねらせて55をかたどっている念の入れようである。

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稀代のヒットメーカーなのにこのいじられ方。これも秋山の愛すべきキャラなのだろう。だが2016年5月8日の母の日の秋山はかっこよかった。招待した親子の前でホームランをかっ飛ばしたのだから。ファンからの評価はますますうなぎ上り、に違いない。招待されて野球を楽しんだファミリーはよかったですね!

 

きょうの1枚は秋山で行きたいところだが、黒柴スポーツ編集局長は秋山翔吾のカードを持っていない。収集をやめてから活躍した選手のカードはないのだ。だがきょうはそれを見越してネタを決めた。こっちの秋山ならいっぱい持っているから…元祖「西武の秋山」秋山幸二だ。1989年に3割1厘、31本塁打、31盗塁で史上5人目のトリプルスリー達成。本紙編集局長は若かりしころ、結婚披露宴の特典で泊まったホテルの朝食バイキングで前に並んでいた大男から尋常ではないオーラというか「圧」を感じたところ、その男が振り向いたときに秋山幸二と認識しびっくり仰天したことがある。よくぞトレーを「がんがらがっしゃーん」と落とさなかったものだ。「サイン下さい! 新婚なんですぅ」とおねだりしたらきっと気前よくしてくれただろうに。秋山幸二と「再会」するのはその何年も後。クライマックスシリーズセカンドステージで優勝を決めたヤフードーム(当時)でのことだった。

 

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