黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るワンシーンやプレーヤーについて綴ります。

若手の台頭著しい阪神と巨人。2016年は9月6、7、8日の甲子園3連戦が天王山と見た

5月6日の中日戦でついに巨人育成ドラフト8位の長谷川潤が登板した。初登板どころか初先発。踏ん張りきれず勝てなかったが健闘したのではないか。長谷川は今後格闘せねばならない。同姓同名のモデルがいるから、ネットで検索しても関連記事がうずもれてしまうのだ。そうならないためにも実績を積んで検索サイト上位に食い込まねばならない。それにしても「ユアタイム」では長谷川がドラフトで116番目に指名されたことに触れ「116番目の男」と紹介。このあたりはプロ野球ニュースのDNAが発揮されていたと感じた。ま、ほかのメディアもやっていたフレーズだったが。

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黒柴スポーツ新聞はエリートも非エリートも分け隔てなく扱うので長谷川初登板も祝福したい。が、もともと1軍にいた投手は大丈夫なのだろうか? まだ5月。長谷川を起用せねばならないほど台所事情が苦しいのか。それとも長谷川が大抜擢されただけなのか。

 

何事もなかったように巨人が首位争いを繰り広げているが由伸巨人は大健闘である。菅野は予定通りとしても、高木勇人、今村信貴、田口麗斗と若手がローテを担っている。先日は江柄子(えがらし)裕樹も投げた。調子がいいから使われているのだろうが、巨人ファンくらいにしかなじみがなかった名前ではなかろうか? 大竹寛は? 杉内俊哉は? 内海哲也は? と突っ込みたくもなる。だが不安はどこへやらで若い力で首位を争えている。巨人が優勝するとなんやかんやで「巨大戦力が順当な結果」的な論評をされるが実は優勝する時は生え抜き(若手)が頑張っている。それは原巨人の時もそうだった。

 

巨人が優勝する時は外国人選手もそれなりに活躍するが近年は投手が結果を出している印象だ。2012年はホールトンが12勝。2013年は先発ではないがマシソンが63試合登板で40ホールド、被本塁打2の防御率1.03の好成績。優勝はできなかったが2015年はマイコラスが13勝3敗。この人がいなかったら大変だった。マイコラス、2016年はどうなるのだろうか。打つ方ではギャレットが巨人史上初の新外国人4番に座ったがここまでのところ「想定内」の活躍をしている。

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若手が台頭し打つ方の外国人はそこそこ。原巨人が好成績をおさめていた時のパターンだが由伸巨人はどうだろうか。少なくとも由伸監督が育てながら勝つという原路線を受け継いでいると本紙編集局長は見た。

原点―勝ち続ける組織作り

原点―勝ち続ける組織作り

 

 

若手の起用で不安な点が二つ。夏場をヤマとするシーズンを通した体力維持と経験不足だ。勝負どころで露呈したら大失速もありうる。ただしそうなったとしても新監督1年目としては上出来だろう。若手も一皮むけて来年以降にきっとつながるはずだ。そしてこちらもありうる。このまま突き進んでの優勝。なぜなら由伸はスターだから。実現したらいいなあと思うことをかなえてしまうのがスターなのだ。

 

2015年覇者のヤクルトがもたついている。このままなら巨人、阪神、広島が上位争いを繰り広げそうだ。怖いのが阪神。巨人を上回る勢いで若手の台頭が著しい。積極的な若手の起用は金本知憲監督の方針だろうか。打つ方では陽川尚将、原口文仁。こちらはまだまだフレッシュなこと自体が話題になるが、岩貞祐太に関しては防御率0.65、奪三振55と結果を出し始めている。一気にブレークしたが出身は熊本。心に期すものがあるに違いない。

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岩貞は3月時点では「先発6番目の男に名乗り」という見出し。名乗り出るからには当時は7番手以降だったのだ。こういうごぼう抜きは見ていて爽快感を感じる。新年度、期待されていなかった人も結果さえ出せば周りの期待感もうなぎ上りになるはずだ。岩貞にあやかりたい。何より熊本出身だけに頑張ってほしい。

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巨人阪神伝統の一戦と言われるが、両軍若手が力を出し切り熱戦を繰り広げれば今年も熱い戦いが期待できそうだ。例年以上に楽しみにしたい。 9月6、7、8日に甲子園で阪神巨人3連戦があるがひょっとしたら相当しびれる3日間になるかもしれない。見に行ける人は早めにチケットを抑えてください。うらやましいなあ。

 

きょうの1枚は両チームのスターから。1995年版のベースボールマガジン、松井秀喜新庄剛志のカード。両方ともスターになりました。これからもう20年も経つなんて、早いなあ。もし黒柴スポーツ編集局長がこんなコンビネーションカードつくる権利があるならベタだが菅野智之藤浪晋太郎かなあ。エースの投げ合い、見てみたい。

 

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