黒柴スポーツ新聞

ニュース編集者が野球を中心に、心に残るシーンやプレーヤーから生きるヒントを探ります。

野球選手が野球賭博をしたらもはや野球人とは見なせない

 

即断即決即実行。思い立ったが吉日と黒柴スポーツ新聞を元日に創刊して4カ月が経った。じわじわじわっとアクセスが積み重なっていくうれしさの一方で複雑な思いがある。

 

比較的視聴率なり需要があるのが不祥事系のネタだからだ。本紙編集局長が好んで書いているわけではない。映画鑑賞もドラマ視聴もハッピーエンドを好む人間なのだから。不祥事系を書いているのは今年そういうネタが転がっておりつい目に入ってしまうから、というのが実態だ。不祥事を起こし謝罪をする人たちをたたいて溜飲を下げているわけではない。

 

4月29日、元巨人選手の笠原将生が逮捕された。賭博開帳図利ほう助の疑い。容疑を認めているという。野球賭博問題で元選手が容疑者として逮捕された。この事実は重い。野球選手が野球賭博に関与して逮捕されたのだから。

 

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賭けごとということで円陣の掛け声役に金が回る。ノックで罰金がある。これをとがめない人がいるが本紙は反対だ。賭けごとが野球賭博につながる可能性があることは今回の一件が証明している。トランプ、マージャン。試合に関係ないところでやっていたとしても犯罪の温床になるのなら賭けごとはしてはいけない。これが一般の人が楽しんでやる競馬競艇競輪などのギャンブルとの大きな違いだ。これくらいの金のやり取りでいちいち目くじらを立てるな論は一見大人の声に思える(思わせたいのだろう)が野球を賭けごとの対象にしている時点で野球を愛する者からしたら許せるわけがない。

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ノックで罰金を払うのが嫌で野球がうまくなるのだろうか。試合で屈辱的なエラーをしてしまってもそれを跳ね返すには練習を積み上手くなって取り返すしかない。声出しについては「試合前の円陣士気を高めるためにしているのだろうな、こっちも気合を入れて応援せねば」と気持ちを高めていたファンの気持ちはどうなるのか。この一点だけでも声出しに金を出してはいけない。

 

どうしてもやりたいなら、ベンチ裏で円陣組んでから出てくればいい。ただし金をやり取りすると不祥事につながる可能性があることは同じ。だから金のやり取りをしてはいけない。

 

笠原は球界への未練があるというがファンを裏切っておいてそんなことを言える立場なのか。よく考えてもらいたい。野球賭博、違法カジノに関わった者は球界追放。例外なくそうしないと根絶できない。そのリスクをおかしてでも賭けごとをしたいのであればもはや野球人ではなくただのギャンブルの亡者。プロとして勝負したいのなら一投一打に人生を賭けるべきだ。 そういう姿にファンは熱くなるのだから。